PROMOTION
クロード・モネの世界にひたる。日本初公開作品を含む〈睡蓮〉などを堪能【国立西洋美術館】
2024年11月1日
フェルメールと17世紀オランダ絵画展/東京都美術館
2022年1月22日より、東京都美術館(上野)にて「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」が開催されます。
※展覧会情報はこちら
ヨハネス・フェルメール 《窓辺で手紙を読む女》(修復前) 1657-59年頃 ドレスデン国立古典絵画館
© Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden, Photo by Herbert Boswank (2015)
17世紀オランダを代表する画家ヨハネス・フェルメールの《窓辺で手紙を読む女》は、フェルメールが自身のスタイルを確立したといわれる初期の傑作です。
本展では、大規模な修復プロジェクトによってそれまで消されていたキューピッドの画中画が現れ、フェルメールが描いた当初の姿となった《窓辺で手紙を読む女》を上野で公開!
加えて、同館が所蔵するオランダ絵画の黄金期を彩る珠玉の名品約70点も展示します。
フェルメールの《窓辺で手紙を読む女》は、窓から差し込む光の表現、室内で手紙を読む女性像など、フェルメールが自身のスタイルを確立したといわれる初期の傑作です。
1979年のX線調査で、壁面にキューピッドが描かれた画中画が塗り潰されていることが判明しましたが、長年、その絵はフェルメール自身が消したと考えられてきました。
しかし、その画中画はフェルメールの死後、何者かにより消されていたという最新の調査結果が、2019年に発表されました!
左:ヨハネス・フェルメール 《窓辺で手紙を読む女》(修復前) 1657-59年頃 ドレスデン国立古典絵画館
© Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden, Photo by Herbert Boswank (2015)
右:ヨハネス・フェルメール 《窓辺で手紙を読む女》(修復後) 1657-59年頃 ドレスデン国立古典絵画館
© Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden, Photo by Wolfgang Kreische
本展では《窓辺で手紙を読む女》を修復後、隠されていたキューピッドの画中画が姿を現した本作を、所蔵館でのお披露目に次いで公開します。
修復後の姿が公開されるのは、所蔵館以外では世界初となります!
上塗りされた絵具層を慎重に取り除き、徐々に姿を現していくキューピッド。
修復作業の様子 © SKD, photo: Kreische/Boswank
キューピッドの画中画の出現は、この絵画そのものの解釈にも影響をあたえ、今後さらなる研究・調査が期待されます。
その修復の過程を、映像等でご紹介します。
フェルメールだけでなく、レンブラント、メツー、ファン・ライスダールといった17世紀オランダを代表する画家たちの名品約70点を展示します。
ハブリエル・メツー 《レースを編む女》 1661-64年頃 ドレスデン国立古典絵画館
© Gemäldegalerie Alte Meister, Staatliche Kunstsammlungen Dresden, Photo by Elke Estel/Hans-Peter Klut
今でも世界から愛され続けるフェルメール。350年ほど前にフェルメールが描いていた《窓辺で手紙を読む女》の“本当の姿”を間近で観れる本展は、2022年大注目の展覧会になりそうです!
詳しい続報も取材しますので、お楽しみに。
休室日、開室時間、観覧料などは、決まり次第、展覧会公式サイト等でお知らせいたします。
展示作品、会期等については、今後の諸事情により変更する場合がありますので、展覧会公式サイト等でご確認ください。