2005年版!スフマート編集部注目の展覧会5選【東京】

2025年1月2日

東京で2025年に開催!5つの展覧会と見どころを紹介

いよいよ2025年。今年も多くの展覧会が予定されています。

2025年も古代から西洋美術、キュビスム、歴史文化まで、多彩なジャンルで、皆さんの美術体験を彩ること間違いなし!

今回は数ある展覧会の中から、スフマート編集部が厳選した注目の5つの展覧会と見どころをご紹介します。

気になる展覧会をチェックして、充実のアートライフにしましょう♪

森アーツセンターギャラリー
ブルックリン博物館所蔵 特別展「古代エジプト」

ブルックリン博物館が誇る古代エジプトコレクションから、選りすぐりの名品群が東京・六本木に集結。

彫刻、棺、宝飾品、陶器、パピルス、そして人間やネコのミイラなど約150点の遺物を通じて、私たちの想像を超える高度な文化を創出した人びとの営みを紐解きます。

見どころポイント
・アメリカ最大規模の質の高い古代エジプト美術コレクションが来日!
・古代エジプト人のユニークな死生観にまつわる謎を紹介
・PEANUTS(ピーナッツ)とコラボレーションしたグッズもお見逃しなく

東京都美術館
特別展「ミロ展」

スペイン出身のジュアン・ミロ(1893~1983)は、同郷のピカソと並び20世紀を代表する巨匠に数えられます。

ミロの創作活動は、没後40年を迎えた今も世界的に再評価されています。

本展は、〈星座〉シリーズをはじめ、初期から晩年までの各時代を彩る絵画や陶芸、彫刻により、90歳まで新しい表現へ挑戦し続けたミロの芸術を包括的に紹介します。

見どころポイント
・初期から晩年まで。ミロの創作活動のすべてを辿る展覧会
・代表作の〈星座〉シリーズのうち3点を出品
・ミロの各時代を代表する名品が東京都美術館に集結!

国立西洋美術館
西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館

サンディエゴ美術館は、アメリカの中でも充実した西洋古典絵画のコレクションを有し、国立西洋美術館は東アジアにおいて唯一の体系的な西洋絵画のコレクションを誇ります。

本展では、「作品をどのように見ると楽しめるか」という観点から、ルネサンスから19世紀末までの600年にわたる西洋美術の歴史を両館の所蔵品88点によって紹介。

さまざまな角度から絵画が持つストーリーを深掘りします。

見どころポイント
・美術鑑賞が初めての方にオススメな展覧会
・600年にわたる西洋美術の歴史を辿る
・日本初公開の作品も49点展示!

霞会館記念学習院ミュージアム
学習院コレクション「華族文化 美の玉手箱」芸術と伝統文化のパトロネージュ

霞会館記念学習院ミュージアムには、天皇家、皇族、華族の学び舎であった学習院ゆかりの史・資料、美術作品など約25万点が収蔵されています。

本展ではそのコレクションの中から、絵画、工芸品、古文書、文学資料など約100件を展覧します。

見どころポイント
・2025年春、「霞会館記念学習院ミュージアム」としてリニューアルオープンを記念する展覧会!
・皇室によって守られてきた日本の伝統文化に注目
・手のひらの宝石と呼ばれる「ボンボニエール」の魅力を紹介

東京国立近代美術館
ヒルマ・アフ・クリント展

抽象絵画の先駆者、ヒルマ・アフ・クリント(1862-1944)のアジア初となる大回顧展です。

本展では、高さ3mを超える10点組の絵画をはじめ、すべて初来日となる作品約140点を出品します。

代表的作品群「神殿のための絵画」を中心に、画家が残した資料や、同時代の神秘主義思想や女性運動といった多様な制作の源の紹介をまじえ、その画業の全貌に迫る展覧会です。

見どころポイント
・展示作品はすべて日本初公開!
・「神殿のための絵画」をはじめ約140点で画業の全貌を明らかに
・圧巻の大作《10の最大物》を展示

2025年も、充実したアートライフになりますように。
ぜひ美術館に足を運んでみてください。