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2026年2月24日
浮世絵おじさんフェスティバル/太田記念美術館

太田記念美術館(東京・原宿)で、浮世絵の中に描かれた“おじさん”にスポットを当てたユニークな展覧会が開催中です。
展覧会タイトルは「浮世絵おじさんフェスティバル」。
タイトル通り、作風も時代も異なる絵師たちによる味わい深いおじさんたちを紹介します。
おじさんを通して浮世絵の細部を見つめ直すことで、作品の新たな魅力や絵師たちの意外な個性を再発見することができる内容になっています。

歌川広重 相州江之嶋岩屋之図 天保4年(1833) 太田記念美術館蔵
こちらの浮世絵の風景画。
ふつうに鑑賞すると中央に描かれている不思議な島や、高波などに目が行きます。
風景画として鑑賞するなら、捉え方としては間違いありませんが、今回は「浮世絵おじさんフェスティバル」。
さて、本作の中に描かれたおじさんはどこでしょうか。探してみましょう。

歌川広重 相州江之嶋岩屋之図(部分) 天保4年(1833) 太田記念美術館蔵
画面右下の岩場に注目!4人連れのおじさんが、食べ物やお酒を持ち込んでのんきにピクニックしています。
この肝の座りように、頼りがいを感じてしまいます。もしかしたら地元の人で、荒れた海に慣れているのかもしれませんね。

歌川広重 東海道 四十六 五十三次 庄野 嘉永4年(1851)頃 太田記念美術館蔵
東海道45番目の庄野宿へと続く街道の真ん中で、焚火をする男性たちが描かれた本作。
3人のおじさんたちの立ち方は、少年誌の表紙を飾りそうなほど堂々としています。
絵の脇役として描かれているおじさんたち。
そんな彼らに目を向けることで、浮世絵の新しい魅力に気づくことができる展覧会になっています。
本展では、前後期合わせて約150点の作品を紹介します。
歌川広重をはじめ、葛飾北斎、歌川国芳、明治期に活躍した小林清親など、誰もが知る浮世絵師たちの作品から、“推しおじ”を探してみてはいかがでしょうか。
スフマート編集部の“推しおじ”はこちら!

歌川広重 東海道 五十四 五十三次 大津 嘉永4年(1851)頃 太田記念美術館蔵
本作は東海道第53番目、京都のすぐ手前の大津宿で街道を行き交う人びとを描いた作品です。
画面右下に立っているおじさんに注目。

歌川広重 東海道 五十四 五十三次 大津(部分) 嘉永4年(1851)頃 太田記念美術館蔵
表情のゆるさがたまらないほど愛おしい・・・!
それぞれの絵師が持つ個性や観察力、確かな描写力にも注目です。

落合芳幾 江戸砂子々供遊 日本堤 万延元年(1860)閏3月 太田記念美術館蔵
太田記念美術館では、2023年の「広重おじさん図譜」以来、約3年ぶりとなる“おじさん展”。
浮世絵の片隅に描かれた、楽しそうに旅をしたり、仕事に励んだり、グルメに舌鼓を打つ味わい深いおじさんを鑑賞しに、太田記念美術館へ足を運んでみては?
思わずクスッと笑ってしまう、魅力的なおじさんたちに会うことができますよ。
もっと「浮世絵おじさんフェスティバル」を楽しみたい方は、学芸員によるスライドトークがおすすめ。
展覧会の見どころを担当学芸員が解説してくれます。
【開催日時】
2026年1月14日(水)、1月22日(木)、1月30日(金)、2月13日(金)、2月18日(水)
各回10:50より 約30分程度 定員50名
当日10:30より美術館受付にて整理券を配布。
※写真はすべて前期展示
【関連動画】
※前後期で全点展示替え
前期:1月6日~2月1日
後期:2月5日~ 3月1日