終了
特別展 アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで
アーツ・アンド・クラフツは、19世紀後半のイギリスで興ったデザイン運動です。産業革命後の工業化の波の中、思想家ジョン・ラスキンは「機械が人間の労働から創造性を奪う」と批判し、中世の創造と労働が一体となった社会であるべきと唱えました。ラスキンの思想に傾倒したウィリアム・モリス(1834-1896)は、仲間たちと共に手仕事を通して「すべての人々の生活に美しいデザイン」を提供しようとしました。モリスらの仕事に影響を受けた多くのデザイナーや建築家たちは、アーツ・アンド・クラフツ運動を発展させ、やがてその影響はヨーロッパを始め世界各地へと及びます。アメリカでは、建築家フランク・ロイド・ライトが機械生産を受容し、運動の新たな方向を提起しました。
本展では、各地の歴史や文化、社会情勢を反映しながら展開を見せたアーツ・アンド・クラフツ運動の広がりと多様性を、イギリスとアメリカのテキスタイルや壁紙、家具、タイル、ガラス、アクセサリーなど約150点を通じて御紹介します。
Event Information
- 展覧会名
- 特別展 アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで
- 開催期間
- 2023年1月28日~3月26日 終了しました
- 開館時間
-
09:30~16:30
※入館は閉館の30分前まで
- 休館日
- 月曜日
- 入館料
一般900円(720円)、高大生700円(560円) 中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※ 各種割引制度があります。詳細は公式 Web ページでご確認下さい。
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- 愛知県陶磁美術館
- 主催
- 愛知県陶磁美術館 朝日新聞社