終了

三浦明範̶vanitas vanitatum

《VANITAS》 2011年
シルバーポイント・黒鉛・墨、パネルに綿布、カオリン地
162.0×227.3㎝

《鳥》 2000年
シルバーポイント・黒鉛・墨、パネルに綿布、カオリン地
162.0×227.3㎝

《朝の供物》 1987年
油彩・テンペラ、パネルに綿布、白亜地
80.3×116.7㎝

《みえないもの》 2010年
油彩・テンペラ、パネルに綿布、カオリン地
194.0×162.0㎝

《REBIRTH》 2022年
シルバーポイント・黒鉛・墨、パネルに綿布、カオリン地
227.3×162.0㎝

展覧会名にあるラテン語“vanitas vanitatum”(ヴァニタス ヴァニタトゥム)は旧約聖書中の「伝道の書」に残された言葉で、「空の空」を意味します。現実の不条理に直面しながら、虚無感に屈することなく、既存の秩序さえも問い直した末に賢者が辿りついた言葉です。その言葉は、身近な事物を克明に観察、描くことで問題を提起し、答えを探しながら描き続けてきた画家・三浦明範の作品に重なります。

本展では、大型作品を中心に、油彩とテンペラによる彩色作品からシルバーポイントと墨によるモノクローム作品まで、28点を一望できる展観です。

生きること、死ぬこと、日頃の私たちがあえて直視しない事柄と向き合う絶好の機会となります。

Event Information

展覧会名
三浦明範̶vanitas vanitatum
開催期間
2023年7月15日~8月13日 終了しました
開館時間
11:00~19:00
※土・日曜日、祝日は17:00まで
休館日
水曜日
入館料

無料

公式サイト
https://mauml.musabi.ac.jp/museum/
お問い合わせ

042-342-6003

メールでのお問い合わせはこちら

Venue Information

会場
武蔵野美術大学 美術館・図書館 展示室3
主催
武蔵野美術大学 美術館・図書館
同時開催

若林奮 森のはずれ
会期:2023年6月1日~8月13日