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皇居三の丸尚蔵館収蔵品展 

皇室と石川 ―麗しき美の煌めき―

《太平楽置物》海野勝珉 1899年
三の丸尚蔵館収蔵/国立工芸館で通期展示

《鷺蒔絵筥》松田権六 1958年
三の丸尚蔵館収蔵/国立工芸館で通期展示

《鶏置物》由木尾雪雄 1892年
三の丸尚蔵館収蔵/国立工芸館で通期展示

《磁器花瓶 花鳥文様》(鳳凰菊文様蒔絵飾棚附属棚飾品)
板谷波山 1928年
三の丸尚蔵館収蔵/国立工芸館で通期展示

石川県立美術館と国立工芸館は今秋、皇室ゆかりの美術工芸品などを収蔵・展示する皇居三の丸尚蔵館の収蔵品による展覧会を開催します。本展は、石川県で行われるいしかわ百万石文化祭2023のメイン行事として開催するもので、三の丸尚蔵館の収蔵品のなかから石川ゆかりの作品と、名品の数々を厳選して紹介します。

まず石川ゆかりの作品では、旧加賀藩主前田家から皇室に献上された国宝《金沢本万葉集》*、八条宮智忠親王
に嫁いだ前田利常の娘・富姫の婚礼調度と伝える狩野探幽《源氏物語図屏風》*、そして石川出身の近代工芸の名工である諏訪蘇山(初代)《青磁鳳雲文花瓶》**や松田権六《鷺蒔絵筥》**をはじめとする多彩な作品が並びます。

また収蔵の名品では、伊藤若冲の代表作・国宝《動植綵絵》*や、明治時代の金工の最高水準を示す海野勝珉《太平楽置物》**、そして皇太子(昭和天皇)の御成婚を祝して献上された《鳳凰菊文様蒔絵飾棚》**など、優美で気品あふれる作品を紹介します。

三の丸尚蔵館の収蔵品による展覧会は現在各地で開催されていますが、2館合同での開催は、全国初の試みです。第1会場の石川県立美術館では絵画や彫刻、書跡、刀剣を中心に、第2会場の国立工芸館では工芸を紹介し、その他にも石川県立美術館、国立工芸館、公益財団法人前田育徳会所蔵の関連作品を加えた、国宝・重要文化財を含む約120点という最大規模での展示となります。

*は石川県立美術館で、**は国立工芸館で展示予定。

第1会場:石川県立美術館
第2会場:国立工芸館

会期中、展示替えがあります。
前期:10月14日~11月5日
後期:11月7日~11月26日
※11月6日(月)は展示替休館

Event Information

展覧会名
皇居三の丸尚蔵館収蔵品展 
皇室と石川 ―麗しき美の煌めき―
開催期間
2023年10月14日~11月26日 終了しました
開館時間
09:30~18:00
(入館は閉館の30分前まで)
入館料

2館共通券:一般1500(1200)円、大学生1,000(800)円
※高校生以下、18歳未満、障害者手帳をご提示の方とその付添者(1名)は無料
※( )内は20名以上の団体料金・割引料金。いずれも消費税込
※65歳以上の方は団体料金・割引料金
※いしかわ文化の日(10/15)、文化の日(11/3)は団体料金・割引料金

公式サイト
https://ishibi-ncm2023.com/
お問い合わせ

050-5541-8600(ハローダイヤル 9:00~20:00)

Venue Information

会場
国立工芸館
主催
石川県立美術館、国立工芸館、いしかわ百万石文化祭 2023実行委員会、宮内庁、文化庁、独立行政法人国立文化財機構
第1会場

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