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モダン・タイムス・イン・パリ 1925

-機械時代のアートとデザイン

フェルナン・レジェ 《鏡を持つ女性》1920年
ポーラ美術館

ラウル・デュフィ 《パリ》 1937年
ポーラ美術館

杉浦非水《東洋唯一の地下鉄道 上野浅草間開通》 1927年(昭和2)
愛媛県美術館[展示期間:2023年12月16日ー2024年3月1日]

ロベール・ボンフィス
《ポスター「PARIS-1925 アール・デコ博」》 1925年
京都工芸繊維大学美術工芸資料館[AN.2694ー43]

ルネ・ラリック《香水瓶「ジュ・ルヴィアン」》(ウォルト社)1929年12月2日原型制作、ポーラ美術館
マルク・ラリック《香水瓶「ジュ・ルヴィアン」》(ウォルト社)1952年以降、ポーラ美術館

1920年代、フランスの首都パリをはじめとした欧米の都市では、第一次世界大戦からの復興によって工業化が進み、「機械時代」(マシン・エイジ)と呼ばれる華やかでダイナミックな時代を迎えました。本展は、1920-1930年代のパリを中心に、ヨーロッパやアメリカ、日本における機械と人間との関係をめぐる様相を紹介します。

特にパリ現代産業装飾芸術国際博覧会(アール・デコ博)が開催された1925年は、変容する価値観の分水嶺となり、工業生産品と調和する幾何学的な「アール・デコ」様式の流行が絶頂を迎えました。日本では1923年(大正12)に起きた関東大震災以降、東京を中心に急速に「モダン」な都市へと再構築が進むなど、世界は戦間期における繁栄と閉塞を経験し、機械や合理性をめぐる人々の価値観が変化していきました。

コンピューターやインターネットが高度に発達し、AI(人工知能)が人々の生活を大きく変えようとする現代において、本展は約100年前の機械と人間との様々な関係性を問いかけます。

Event Information

展覧会名
モダン・タイムス・イン・パリ 1925
-機械時代のアートとデザイン
開催期間
2023年12月16日~2024年5月19日
開館時間
09:00~17:00
(入館は16:30まで)
休館日
会期中無休
入館料

大人1,800円、65歳以上1,600円、大学・高校生1,300円、中学生以下無料

公式サイト
https://www.polamuseum.or.jp/
お問い合わせ

0460-84-2111

Venue Information

会場
ポーラ美術館 展示室1,3
主催
公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館