これから開催

永青文庫の日本陶磁コレクション(仮)

「象嵌牡丹文茶碗」江戸時代(17世紀)、永青文庫蔵

「白磁象嵌藤花文茶碗」江戸時代(19世紀)、永青文庫蔵

河井寬次郎「彩碗」、永青文庫蔵

永青文庫では、様々な日本の陶磁作品を所蔵しています。八代焼(高田焼、平山焼)は、熊本県八代市高田発祥の陶器で、細川家2代・忠興(ただおき)が陶工・尊楷(上野喜蔵)を招いたことにより始められました。熊本藩の御用窯として幕府の使者への進物に重用され、素地に陶土を埋め込む象嵌技法で知られます。
大正から昭和にかけて活躍した陶芸家・河井寛次郎(1890-1966)は、初期には中国の古陶磁を模範とした作品で注目され、永青文庫の設立者・細川護立(もりたつ、1883-1970)の中国陶磁コレクションからも学びました。後に「民藝運動」の一員として活躍し、大きく作風が変化しています。
八代焼や河井寛次郎の作品は約20年ぶりの紹介です。この機会にその多彩な魅力をご覧ください。

Event Information

展覧会名
永青文庫の日本陶磁コレクション(仮)
開催期間
2025年1月11日~4月13日
開館時間
10:00~16:30
(入館は16:00まで)
休館日
月曜日 (ただし、1月13日、2月24日は開館)、1月14日、2月25日
公式サイト
https://www.eiseibunko.com/
お問い合わせ

03-3941-0850

Venue Information