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ときめき 美人―培広庵コレクション名品展

上村松園《桜可里能図》 昭和10年(1935)頃 培広庵コレクション

山川秀峰《安倍野》 昭和3年(1928) 培広庵コレクション

北野恒富《願いの糸》 大正3年(1914)頃 培広庵コレクション

菊池契月《元禄美人》 大正末期 培広庵コレクション

石井滴水《後の月》 明治40年(1907)頃 培広庵コレクション

美人画は日本独自の絵画分野として発展しました。源流は近世初期の風俗画といわれ、江戸時代は浮世絵などを通して親しまれ、明治時代末期から昭和にかけて流行しました。

培広庵コレクションは、美人画隆盛期の作品が揃います。作者は、京都の上村松園や菊池契月、東京の鏑木清方や伊東深水、大阪の北野恒富や島成園、そして竹久夢二など、近現代画壇を代表する日本画家たちです。

本展は同コレクションを中心に、四季の情景とともに描いた美人画約70点を紹介します。桜を愛で、夕涼みに憩い、夜長の読書にもの思い、舞う雪に見入る…女性たちが時季ごとの風情を愉しむ姿は、日本人が抱く美意識そのものとも言えるでしょう。

日本の自然の彩りに、女性たちの華麗な装いや妖艶なしぐさに、心ときめく美人画の名品をどうぞご覧ください。

Event Information

展覧会名
ときめき 美人―培広庵コレクション名品展
開催期間
2024年1月7日~2月18日 終了しました
開館時間
10:00~17:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日
木曜日
入館料

一般・大学生 1,100円、小・中・高校生 550円

公式サイト
https://sanobi.or.jp/exhibition/tokimeki-bijin_2023/
お問い合わせ

055-975-7278

Venue Information

会場
佐野美術館
主催
佐野美術館、三島市、三島市教育委員会、Daiichi-TV