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企画展「館蔵 刀剣コレクション-刀と拵の美- 」

重要文化財 太刀 銘 正恒 平安時代(12世紀)

木地呂雲文蒔絵刀拵 江戸時代(19世紀)

朱漆海老鞘脇指拵 江戸時代(19世紀)

黒漆牡丹文蒔絵短刀拵 江戸時代(18世紀)

鳳凰図目貫 短冊銘 菊岡/光利 江戸時代(19世紀)

中之島香雪美術館には、現在約50振の刀剣が所蔵されています。コレクションの礎を築いた朝日新聞社創業者・村山龍平(1850-1933)は、武士であった父の影響から刀剣に強い関心を持ち、若くして収集を始めました。その数は、多い時には800振にものぼったといいます。

美術品を収集する際、時には識者のアドバイスを得た村山ですが、刀剣については他人に頼らず、自らの審美眼を貫きました。そのコレクションは、鎌倉時代から室町時代までの古刀(ことう)が多く、質実な強さをもつ直刃(すぐは)を基調とした刃文を好んだことがうかがえます。また、全国津々浦々の産地を網羅しており、研究熱心な姿勢が垣間見えます。

本展では、村山が愛蔵した刀剣と、刀剣の外装である拵(こしらえ)、拵を飾る刀装具も併せて展示します。刀剣の変化に富む鉄のきらめき、拵の個性的で華やかな装飾、刀装具の緻密で多彩なデザイン、それぞれの「美」を感じていただけると幸いです。

Event Information

展覧会名
企画展「館蔵 刀剣コレクション-刀と拵の美- 」
開催期間
2024年1月6日~3月17日 終了しました
開館時間
10:00~17:00
(入館は16:30まで)
【夜間特別開館】2024年1月25日、2月22日、3月14日は、~19:30(入館は19:00まで)
休館日
月曜日 (祝日の場合は翌火曜日)
入館料

一般 1,200円、高大生 700円、小中生 400円

公式サイト
https://www.kosetsu-museum.or.jp/nakanoshima/exhibition/katanatokoshiraenobi/
お問い合わせ

06-6210-3766

Venue Information

会場
中之島香雪美術館
主催
公益財団法人香雪美術館