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日本の山海

竹内栖鳳 《晴海》 大正7(1918)年頃 絹本着色 後期展示

狩野常信 《富士三穂図》 江戸時代 絹本淡彩 前期展示

横山大観 《黎明》 昭和4(1929)年頃 絹本墨画淡彩 後期展示

斉藤惇 《海辺の天主堂》 昭和49(1974)年 再興第59回院展 紙本着色 通期展示

四方を海に囲まれ、豊かな山林を有する日本の自然は、私たちの暮らしに恵みをもたらす一方で、時に猛威を振るってきました。そんな関係から、古くから山や海は信仰の対象とされ、身近で特別な存在です。また、芸術家たちにとって、自然の造形は恰好の題材であり、多種多様な作品が生み出されました。今回は日本の画家による絵画作品から、日本の山と海を描いた作品を紹介します。

また、会期中「アジアのうつわ」を同時開催、および通年企画として「古代エジプトの美術 平穏と幸せへの願い」を開催します。

前期:2024年2月27日〜4月14日
後期:4月16日〜6月2日
※絵画作品の一部入れ替えがあります

Event Information

展覧会名
日本の山海
開催期間
2024年2月27日~6月2日 終了しました
開館時間
10:00~17:00
※毎月第1金曜日 10:00~19:00
※それぞれ、最終入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日 (祝日の場合は翌平日)
入館料

一般 1,200円 25歳以下 500円 高校生以下、障がい者手帳をお持ちの方無料

公式サイト
https://www.matsuoka-museum.jp/
お問い合わせ

03-5449-0251

Venue Information

会場
松岡美術館
同時開催

「アジアのうつわ」
技術を極め続けた中国の影響を多大に受けて発展したアジア各地の陶磁器は、やがて独自の文化や美意識を反映した製品を創り出すようになりました。
今展では、カワセミの羽色にたとえて翡色と称賛された高麗青磁や日本人が安南とよび親しんだベトナムの青花と五彩、安土桃山時代の志野焼をはじめ、江戸時代の古伊万里などの日本のやきものを、北宋時代から明時代の中国陶磁とともに約50点紹介します。
館蔵の東洋陶磁コレクションからアジアのうつわの魅力をお楽しみください。

通年企画

「古代エジプトの美術 平穏と幸せへの願い」
厳しい自然環境、病気や戦争といった様々な試練をうけながらも古代エジプト人は、多くの神をよりどころとして日々の暮らしの安寧を求め、来世での復活を願いました。冥界の神オシリス、猫の頭を持つバステト女神など人々の心を支えた神々の小像を展示します。