終了

写真展「植田正治を変奏する」

RESEARCH / TRIBUTE

「セルフポートレイト」1930年

「パパとママとコドモたち」1949年

「トッチン(1)」1950年

「小さい伝記」より 1974〜1985年

「砂丘モード」より 1983年

植田正治は 1913 年に鳥取県に生まれ、写真雑誌の月例コンテストを中心に活躍し、構成的な写真作品で知られるようになりました。戦後は砂丘を舞台とした家族写真やセルフ・ポートレイト、山陰の風土とそこに生きる人々を撮影した「童暦」や「小さい伝記」のシリーズなどで広く知られる存在になります。1980 年代以降は、モード写真にも挑戦しました。「絶対非演出の絶対スナップ」など社会的リアリズムを旗頭に戦後の写真界をリードした土門拳の影響が色濃い時代に、山陰地方に拘り、独自の「演出写真」を生み出しました。その作風は「Ueda-Cho(植田調)」と呼ばれ、国内はもとより海外でも高い評価を受けています。

本展では、作家本人による貴重なヴィンテージプリントと田中仁(東京工芸大学教授)がプリントする植田作品を展示します。そして植田の生家に遺された写真表現に関わる数々のものやゆかりの地を撮影した写真もご覧いただきます。プリントが稀少なガラス乾板による作品なども多数展示を行い、オリジナルプリントとモダンプリントを比較するなど「RESEARCH」と「TRIBUTE」の観点から植田正治の世界をひも解きます。

Event Information

展覧会名
写真展「植田正治を変奏する」
RESEARCH / TRIBUTE
開催期間
2021年11月29日~2022年1月29日 終了しました
開館時間
10:00~18:00
土曜日は、10:00~17:00
休館日
日曜日, , 1月14日, 1月15日, 1月16日
入館料

無料

公式サイト
http://www.shadai.t-kougei.ac.jp/
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Venue Information

会場
写大ギャラリー
主催
東京工芸大学芸術学部