これから開催
人のすがた・愛のかたち
-最古の春画「稚児草紙」初公開-(仮)
14世紀初めに制作された現存最古の春画《稚児草紙》を初公開します。長らく醍醐寺に保管された「幻の作品」と呼ばれる歴史的にも重要な作品を2025年に新たに福田コレクションとして迎えました。僧侶と稚児の愛の行為に詞書(ことばがき)が添えられた本作は、穏やかな色調での彩色と、ユーモラスな人物の表情など、細部に宿る奥深い魅力と、想像力を掻き立てられる物語性が特徴です。
本展では、《稚児草紙》以外にも江戸から明治の春画11点を展示します。特に日本最古の春画とされる《小柴垣草紙》(江戸時代・写本)は見逃せません。また春画以外にも白隠慧鶴(はくいんえかく)《神農図》、与謝蕪村(よさぶそん)《十二神仙図屏風》、など、ヒトという形を借りた姿の多様さとそこにこめられた感情表現に迫ります。
Event Information
- 展覧会名
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人のすがた・愛のかたち
-最古の春画「稚児草紙」初公開-(仮)
- 開催期間
- 2026年9月18日~2027年1月17日
- 開館時間
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10:00~17:00
(最終入館16:30)
- 休館日
- 展示替え期間、設備点検日、年末年始
- 入館料
一般・大学生1,500円、高校生900円、小中学生500円、障がい者・付き添い各900円
【嵯峨嵐山文華館との二館共通券】
一般・大学生2,300円、高校生1,300円、小中学生750円
障がい者と介添人1名まで 各1,300円
- お問い合わせ
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Venue Information
- 会場
- 福田美術館