これから開催

コレクション2

ジョージェ・オズボルト《お目にかかれて嬉しいです》2009年 国立国際美術館蔵
©Djordje Ozbolt, Courtesy of TARO NASU

棚田康司《入道雲の少年》2007年 国立国際美術館蔵 撮影:福永一夫
©TANADA Koji, Courtesy of Mizuma Art Gallery

津上みゆき《View - at 11:15 am.,30 Mar., 06-09 》2009 年 国立国際美術館蔵
©Miyuki Tsugami

長谷川繫 2006年 国立国際美術館蔵 ©HASEGAWA Shigeru

マリア・ファーラ《テラスのある部屋》2021年 国立国際美術館蔵
©Maria Farrar, Courtesy of the artist and Ota Fine Arts

モーリーン・ギャレス《レイト・オーガスト》2024年 国立国際美術館蔵
Photo:KEI OKANO, Courtesy of the artist and MISAKO & ROSEN

コレクション2は、特集展示「21世紀の想像力」と通年展示「コレクション・ハイライト」の二部構成でお届けします。

今世紀も早4分の1 が経過しようとしています。激動の20世紀が終わろうとしていた頃、果たして来るべき新世紀の美術がどのような展開を見せるのか、予測しえた者がどれほどいたでしょうか。それは、ちょうど21世紀の幕開けがまったく予期せぬかたちで世界情勢を激変させてしまったのと同様に、人間の価値観や世界観もまた思わぬ変更を余儀なくされたからです。そして今、われわれはこの時代に生まれた作品の数々を目の当たりにすることができるようになりました。 この25年間の美術を振り返ることは、すなわち人類の新しい千年期の第一歩を確認する作業と言い換えてもいいでしょう。美術の中に世界を、また世界の姿を美術の中に見出すことによって、われわれの今いる所とわれわれが向かう未来という地平に思いを馳せます。その機会として本展を企画するものです。

通年展示「コレクション・ハイライト」では、国立国際美術館を代表する所蔵作品ならびに新収蔵作品を紹介します。古くはポール・セザンヌやマックス・エルンストら、19世紀末から20世紀初頭にかけての実践にまで遡られる同館コレクションを通して、近現代の美術の諸相が浮かび上がってくるでしょう。近年収蔵したヨーゼフ・ボイスや村上隆、またモーリーン・ギャレスやマリア・ファーラなどの作品を、1年間通してご覧いただける機会となります。

Event Information

展覧会名
コレクション2
開催期間
2025年11月1日~2026年2月15日
開館時間
10:00~17:00
※金曜は20:00 まで
※入場は閉館の30分前まで
※2025 年11月以降、夜間開館は金曜日のみとなります
休館日
月曜日 (ただし11月3日、11月24日、1月12日は開館)、11月4日、11月25日、
1月13日
年末年始:12月28日~1月5日
入館料

一般 430円(220円)、大学生 130円(70円)
※(  )内は 20名以上の団体料金
※高校生以下・18歳未満・65歳以上無料(要証明)
※心身に障がいのある方とその付添者 1名無料(要証明)
■夜間割引料金(対象時間 : 金曜の 17:00 ‒ 20:00)
一般 : 250円 大学生 : 70円
本展は特別展「プラカードのために」(会期:11月1日~2月15日)の観覧券でご観覧いただけます。
【無料観覧日】
11月1日(土)、11月3日(月・祝)、11月15日(土)、11月16日(日)、12月6日(土)、1月10日(土)、2月7日(土)

公式サイト
https://www.nmao.go.jp/
お問い合わせ

06-6447-4680(代表)

Venue Information

会場
国立国際美術館
主催
国立国際美術館