これから開催

東京都美術館開館100周年記念

大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱~海を越えた江戸絵画

喜多川歌麿《文読む遊女》江戸時代・1805~1806年 大英博物館蔵
© The Trustees of the British Museum

葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》江戸時代・1831年 大英博物館蔵
© The Trustees of the British Museum

大英博物館 外観 © The Trustees of the British Museum

1753年に開館したイギリス・ロンドンの大英博物館は、世界を代表するミュージアムのひとつです。
同館の日本美術コレクションは、海外では最も包括的と評されるほど量・質ともに充実しています。
そのコレクション形成を支えてきたのは、ジャポニスムが流行した19世紀後半以来、海を隔てた異国の地・日本の文化に魅了された人々でした。
数々の収集家や学芸員が築いたつながりは、国境や時代を越えて広がり、今日まで受け継がれています。

本展では、4万点に及ぶ同館の日本美術コレクションから、イギリスから初里帰りの喜多川歌麿の貴重な肉筆画《文読む遊女》や円山応挙《虎の子渡し図屏風》、葛飾北斎《万物絵本大全図》版下絵などを含む、江戸時代の屏風、掛軸、絵巻の絵画作品と、歌麿、写楽、北斎、広重など代表的な8人の浮世絵師による版画を中心に、優れた作品を厳選してご紹介いたします。
さらに、同館が日本美術の収集・研究・保存の第一線で果たしてきた役割をたどります。
それは、国際的な文化交流の歴史を振り返ると同時に、大英博物館に受け継がれてきた日本美術の名品と、今日を生きる私たちとのあいだに新たな対話をひらく機会となります。

本展は大阪中之島美術館に2026年10月31日(土)~2027年1月31日(日)の会期で巡回します。

Event Information

展覧会名
東京都美術館開館100周年記念
大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱~海を越えた江戸絵画
開催期間
2026年7月25日~10月18日
開館時間
09:30~17:30
※金曜日は20:00まで
※入室は閉室の30分前まで
休館日
月曜日、10月13日(火)
※ただし8月10日(月)、9月21日(月・祝)、10月12日(月・祝)は開室
公式サイト
https://daiei-ten2026.exhibit.jp
お問い合わせ

050-5541-8600(ハローダイヤル)

Venue Information

会場
東京都美術館 (東京・上野公園)
主催
東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、大英博物館、朝日新聞社、NHK、NHKプロモーション