これから開催

企画展 英姿颯爽 -根津美術館の武器・武具-

御伽噺図揃金具 小川知恒作 
日本・江戸時代 19世紀 
根津美術館蔵

牡丹蝶図鐔 加納夏雄作 
日本・江戸~明治時代 19世紀
根津美術館蔵

重要美術品 太刀 銘 来国俊 
日本・鎌倉時代 13世紀
根津美術館蔵

重要文化財 黒韋肩取威腹巻 
日本・室町時代 16世紀
根津美術館蔵

根津美術館のコレクションの中で、武器・武具はちょっと特殊な存在です。実は根津美術館のコレクションの礎を築いた初代根津嘉一郎は「刀はわからない」と公言しており、積極的な蒐集はしていないからです。ではなぜ現在1,100 件を超える作品を収蔵しているのでしょうか。その理由は明治42 年(1909)、実業家・光村利藻による3,000 点におよぶ武器・武具コレクションを一括購入したことにあります。嘉一郎は同じコレクターとして光村を評価しており、優れた作品群の海外流出を危惧しての行動でした。この英断は作品の大規模な散逸を防ぎ、光村の体系的な蒐集の特性を守ることにつながりました。当初から半減したものの、同館の武器・武具は現在も、ほぼ光村コレクションで形成され、未だ往時の内容をよく伝えています。

近年、作品の調査が進み、その特色がさらに明らかになってきました。例えば、収蔵数で最もボリュームのある刀装具は、武士から富裕層まで注文主の広がりが見られること、自由で洒脱なモチーフの作例(町彫り)を豊富に含んでいることなどがあげられます。それを身につけた姿は、さぞかし英姿颯爽(スタイリッシュで格好いい)としたものだったでしょう。

他にも古刀の名品や、はたまた嘉一郎が選んで購入したわずかな作品の中から重要文化財になった甲まで、幅広く、質の高い根津美術館の武器・武具コレクションは、知る人ぞ知る充実した内容を誇ります。本展覧会では、その中から選りすぐりをお楽しみいただきます。

Event Information

展覧会名
企画展 英姿颯爽 -根津美術館の武器・武具-
開催期間
2026年2月14日~3月29日
開館時間
10:00~17:00
(最終入館16:30)
休館日
月曜日 ただし2月23日(月・祝)は開館、翌火曜休館
入館料

オンライン日時指定予約
一般 1300円(1100円) 学生 1000円(800円)
・()内は障害者手帳提示者及び同伴者1名の料金。中学生以下は無料。
・当日券(一般1400円、学生1100円)も販売しております。
(ご予約の方を優先してご案内いたします。当日券の方はお待ちいただくことがあります。混雑状況によっては当日券を販売しないことがあります。)
・2026年2月3日[火]13:00より根津美術館ホームページで予約を受け付ける予定です。
・ご予約は1グループ10名までとさせていただきます。

公式サイト
https://www.nezu-muse.or.jp/
お問い合わせ

03-3400-2536

Venue Information

会場
根津美術館
主催
根津美術館