終了
企画展「 写真家の卵がとらえた海苔と共に生きる大森の人々 」
日高勝彦氏は大田区在住のカメラマンです。大学の写真学科を卒業後、共同通信社の報道写真家を経て、建築写真や広告写真などを撮影するカメラマンとして活躍しました。
昭和30年代、日高氏は大田区に暮らし、大学で写真を学ぶ青年時代を過ごしていました。当時は、高度経済成長が始まる直前で、大田区は町工場が活気を帯びつつある一方、海辺では伝統的な地場産業である海苔養殖が続けられていました。浜の活気に興味をひかれた日高青年は、卒業研究の題材を求めて足しげく大森に通いました。時には海苔生産者に頼み込み、船に同乗して仕事の様子を撮影したそうです。
60年以上を経て、写真をまとめるために日高氏が海苔のふるさと館を訪ねてきました。
かつて撮りためた写真に写っていたのは、海苔養殖の仕事に誇り をもち、活気にあふれた大森の人々の姿でした。
今回は、日高勝彦氏が大学時代に撮影した大森の海苔養殖の風景と、それに従事する人々を写した写真を展示します。写真を通して、大森の人々の暮らしぶりと、当時の街の面影をご覧ください。
Event Information
- 展覧会名
- 企画展「 写真家の卵がとらえた海苔と共に生きる大森の人々 」
- 開催期間
- 2022年4月19日~8月14日 終了しました
- 開館時間
-
09:00~17:00
(ただし、 6月から 8月は9:00~19:00)
- 休館日
- 5月16日、6月月20日~24日、7月19日
- 入館料
無料
- お問い合わせ