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黒川弘毅――彫刻/触覚の理路

黒川弘毅 《Eros No.102》2022年
ブロンズ 91.5×44.0×19.0cm
作家蔵 撮影:山本糾

黒川弘毅
(左)《Golem No.8》1984-85年 ブロンズ 33.0×22.5×21.5cm
(右)《Golem No.9》1984-85年 ブロンズ 28.0×37.0×21.0cm
東京国立近代美術館蔵 撮影:山本糾

黒川弘毅 《Benne Bird No.2》1981年
ブロンズ 62.5×56.5×33.0cm
ケンジタキギャラリー蔵 撮影:山本糾

黒川弘毅 《Hekate No.9》1983-86年
ブロンズ 161.0×21.5×32.0cm
宇都宮美術館蔵 撮影:山本糾

黒川弘毅 《人体像》1976年
ブロンズ 100.0×32.5×32.0cm
作家蔵 撮影:山本糾

本展は、武蔵野美術大学彫刻学科で教鞭を執ってきた彫刻家・黒川弘毅の退任を記念し開催される展覧会です。黒川は、立ち現れてくるものの実在性や物質性、そして触覚に対する思索を巡らせながらこれまで作品制作を続けてきました。

原型はなく鋳型だけを用いるという独自の手法によってブロンズ作品を生み出してきた黒川の、《SIRIUS》から始まる七つのシリーズの主要な作品約240点を、本展では余すことなく展示します。また試行錯誤の様子が見て取れる学生時代の具象作品、さらには《Eros》シリーズの最新作も出品いたします。

膨大なヴォリュームの作品群を通して、黒川の最初期から現在に至るまでの50年におよぶ思索の軌跡を辿り、彫刻作品が持つ量塊・物質の感触やその実在性をあらためて体感する機会となる展覧会です。

※新型コロナウイルス感染症の状況により、会期・時間を変更、あるいは予約制を導入する場合があります。ご来場に際しては最新情報を美術館webサイトでご確認ください。

Event Information

展覧会名
黒川弘毅――彫刻/触覚の理路
開催期間
2022年10月24日~11月20日 終了しました
開館時間
11:00~19:00
※土・日曜日、祝日は10:00-17:00
※10月28日は芸術祭開催にともない、10:00-17:00の開館
休館日
水曜日
入館料

無料

公式サイト
https://mauml.musabi.ac.jp/museum/
お問い合わせ

042-342-6003

メールでのお問い合わせはこちら

Venue Information

会場
武蔵野美術大学 美術館・図書館 美術館展示室2・4、 アトリウム1・2
主催
武蔵野美術大学 美術館・図書館
同時期開催

「AGAIN-ST ルーツ/ツール 彫刻の虚材と教材」
2022年10月24日~11月20日、12月5日~12月24日
民俗資料室ギャラリー展示30「民具のデザイン図鑑̶くらしの道具から読み解く造形の発想」
会期:2022年10月24~11月20日、12月5日~12月24日
・「助教・助手展2022 武蔵野美術大学助教・助手研究発表」
会期:2022年12月5日~12月24日