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マリー・ローランサンとモード

マリー・ローランサン 《ニコル・グルーと二人の娘、ブノワットとマリオン》 1922年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館 © Musée Marie Laurencin

マリー・ローランサン 《私の肖像》 1924年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館 © Musée Marie Laurencin

マリー・ローランサン 《ばらの女》 1930年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館 © Musée Marie Laurencin

セシル・ビートン 《お気に入りのドレスでポーズをとるローランサン》 1928年頃 マリー・ローランサン美術館 © Musée Marie Laurencin

ふたつの世界大戦に挟まれた1920年代のパリ。それは様々な才能がジャンルを超えて交錯し、類まれな果実を生み出した、奇跡のような空間でした。とりわけ女性たちの活躍には、目を見張るものがありましたが、ともに1883年に生まれたマリー・ローランサンとココ・シャネルの二人は、大戦後の自由な時代を生きる女性たちの代表ともいえる存在でした。

女性的な美をひたすら追求したローランサンと、男性服の素材やスポーツウェアを女性服に取り入れたシャネル。本展では美術とファッションの境界を交差するように生きた二人の活躍を軸に、ポール・ポワレ、ジャン・コクトー、マン・レイ、そして美しいバイアスカットを駆使したマドレーヌ・ヴィオネなど、時代を彩った人々との関係にも触れながら、モダンとクラシックが絶妙に融合する両大戦間パリの芸術界を俯瞰します。

時代とともにありながら、時代を超えた存在となったローランサンとシャネル。二人の創作の今日的な意味とその真価が、生誕140年を記念するこの展覧会で明らかになるでしょう。

本展では、オランジュリー美術館やマリー・ローランサン美術館※など国内外のコレクションから、約90点のラインナップでご紹介します。

※マリー・ローランサン美術館:マリー・ローランサンの世界で唯一の専門美術館。1983年~2011年まで長野県蓼科高原で開館。2017年~2019年まで東京・ホテルニューオータニで開館。現在コレクションの公開はしていない。

Event Information

展覧会名
マリー・ローランサンとモード
開催期間
2023年2月14日~4月9日 終了しました
開館時間
10:00~18:00
(最終入館時間 17:30)
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
※状況により、会期・開館時間が変更となる場合がございます。
休館日
3月7日
入館料

一般 1,900円(1,700円)大学生・高校生 1,000円(800円)中学生・小学生 700円(500円)※( )内は前売料金※未就学児は入館無料。
※学生券をお求めの場合は、学生証のご提示をお願いいたします。(小学生は除く)
※障がい者手帳のご提示で割引料金あり。ご本人様とお付添いの方1名様は半額となります。(一般950円、大学・高校生500円、中学・小学生350円)当日窓口にてご購入ください。
※前売券は2023年1月販売予定。詳細につきましては、決定次第Bunkamura ザ・ミュージアムHPにてご案内いたします。
◎本展は会期中すべての日程で【オンラインによる事前予約】が可能です。
ご予約なしでもご入場いただけますが、混雑時にはお待ちいただく場合がございます。
予約方法等の詳細はBunkamura ザ・ミュージアムHPにてご確認ください。

公式サイト
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/23_laurencin/
お問い合わせ

050-5541-8600(ハローダイヤル)

Venue Information

会場
Bunkamura ザ・ミュージアム
主催
Bunkamura、日本経済新聞社