終了

構築される「遺跡」:

KeMCo建設で発掘したもの・しなかったもの

高坏形土器(弥生時代後期・2〜3世紀)
撮影:村松桂(株式会社カロワークス)

漆器(江戸時代・17世紀)
撮影:村松桂(株式会社カロワークス)

「うちた」銘徳利(江戸時代・18〜19世紀)
撮影:村松桂(株式会社カロワークス)

発掘時の様子
提供:慶應義塾大学民族学考古学研究室

「遺跡」とはなんでしょうか?「遺跡」は人々の活動の痕跡が存在する場所であり、その内容は発掘によって明らかになるものです。慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)の活動拠点となる三田キャンパス東別館建設に際し、2018年から2019年にかけて慶應義塾が行った発掘では、縄文から江戸時代に渡る多くの記録と遺物を得ました。しかしながら、それはこの地に残る痕跡のすべてではありません。発掘とは痕跡を選択する行為であり、「遺跡」「歴史」は選択により構築されていくのです。展覧会では、選択による成果である発掘された遺物と調査内容を展示するとともに、選択しなかったものにも注目し紹介していきます。

また、「遺物」をキーワードに現代美術家・山田健二氏と協働したプロジェクトの映像インスタレーションも公開します。

Event Information

展覧会名
構築される「遺跡」:
KeMCo建設で発掘したもの・しなかったもの
開催期間
2023年3月6日~4月27日 終了しました
開館時間
11:00~18:00
休館日
土曜日, 日曜日, 祝日
※特別開館:3月18日、4月22日
※臨時休館:3月13日、4月17日
入館料

無料

公式サイト
https://kemco.keio.ac.jp/
お問い合わせ

03-5427-2021

メールでのお問い合わせはこちら