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クロード・モネの世界にひたる。日本初公開作品を含む〈睡蓮〉などを堪能【国立西洋美術館】
2024年11月1日
サウンド&アート展/非公開: アーツ千代田 3331
「見る音楽、聴く形」をテーマに、新しい創造的な楽器やサウンドをめぐる作品を集めた展覧会「サウンド&アート展」が開催されます。
本展は「見る音楽、聴く形」をテーマに、新しい創造的な楽器やサウンドをめぐる作品を集めた展覧会です。
「音楽」というと、楽器で演奏して作るものと考えられていますが、美術とも深いかかわりがあります。
今回の展覧会は、「見る音楽」と「聴く形」を集めたものです。さまざまなアイデアによる独自の作品約 40 点が一同に会します!
本展では、1913年に未来派のルイージ・ルッソロが制作した《イントナルモーリ》(複製)から、音響工学を学んだベルナール・バシェと彫刻家であったフランソワ・バシェ兄弟による音響彫刻作品、日本のサウンド・アートの草分けである吉村弘の《サウンド・チューブ》、音も含めて美術作品として提示する新進作家・藤田クレアの《Invisible soundscape ~version 1 : (1 + √5)/2+x~ 》(2020年)まで、世界5カ国から19名(組)の作家の作品約40点が集結します。
藤田クレア《Invisible soundscape ~version 1 (1 + √5)2+x~ 》Photo:加藤健
「音」と「形」をテーマにした、さまざまなアイデアによる独自の作品を一堂に観ることができます。
出展作品のうち、ベルナール・バシェ考案の「バシェの教育音具」、金沢健一《音のかけら》、園部良《ハンドパン》、フィル・ダドソン:フロム・スクラッチ《Sprong》など、一部の作品は、実際に音を鳴らして、音作りを体験できます。
ベルナール・バシェ(考案者)「バシェの教育音具」
視覚・聴覚だけでなく、全身で音を体感いただけます。
竹や木といった自然素材から構築された音具、鉄や金属を用いた彫刻作品、大量生産された製品で構成された作品など、さまざまな技法を用いて制作されたオリジルな作品が登場します。
invisi dir《KO-TONE スパイラル木琴》Photo:Masahiro Oku
作家たちが、素材や技法の特性を活かし、いかに独自の表現を追求してきたのか、ぜひご注目ください。
20世紀に入ってから、これまで音楽とは考えられなかった「音」や視覚的な要素を音楽の中に取り込む試みがなされてきました。
既存の楽器では出せない「音」や視覚的な要素を作り出すために、新しい「楽器」が作品として作られました。その一方で、一般には視覚芸術に分類される彫刻やオブジェ、インスタレーション作品の中には魅力的な「音」を奏でる作品があります。
楽器であり、美術作品でもある作品群は「音」と「形」のはざまで見る人をとりこにすることでしょう。まさに唯一無二、オリジナルな作品をお楽しみください。
サウンド&アート展 -見る音楽、聴く形
会期:2021年11月6日(土)~2021年11月21日(日) 12:00-18:00※入場は17:00まで/会期中無休
会場:アーツ千代田 3331
入場料:一般1,200円/高校・大学生600円/中学生以下300円/未就学児無料
新型コロナウイルス感染症予防の観点から、日時指定予約制を導入します。チケット購入サイトは10月1日にオープン予定です。公式ウェブサイトからご確認ください。
会場に余裕がある場合のみ、当日窓口にてチケットを販売いたします。
当日入場料:一般1,500円/高校・大学生900円/中学生以下600円
公式ウェブサイト:https://muse-creative-kyo.com/caec/soundandart/
主催:クリエイティブ・アート実行委員会
共催:東京都教育委員会
会場協力:アーツ千代田 3331
監修:毛利嘉孝(東京芸術大学教授)、中川克志(横浜国立大学准教授)
出展アーティスト(五十音順):一柳慧/invisi dir/宇治野宗輝/金沢健一/齋藤鉄平/園部良/武満徹/フィル・ダドソン:フロム・スクラッチ/西原尚/ベルナール&フランソワ・バシェ/ピエール・バスティアン/FUJI|||||||||||TA/藤田クレア/松本秋則/明和電機/吉村弘/ハンス・ライヒェル/マーティン・リッチズ/ルイージ・ルッソロ(再制作:多摩美術大学芸術科、監修:秋山邦晴)