風刺画/10分でわかるアート
2023年3月29日
エットレ・ソットサス/アーティゾン美術館

アーティゾン美術館で、「エットレ・ソットサス—魔法がはじまるとき、デザインは生まれる」が好評開催中です。
カラフルで個性的な家具や照明、花瓶などが並ぶこの展覧会。
20世紀を代表するデザイナーの日本初となる大規模回顧展です。
この記事では、実際に行って感じた見どころやおすすめポイントを紹介します。
エットレ・ソットサス(1917-2007)は、20世紀イタリアデザインにおいて世界的に知られる巨匠です。
1950年代からオリべッティ社やポルトロノーヴァ社のデザイナーとして数々の名作を生みだし、1981年には国際的なデザイナー集団「メンフィス」を結成。
大胆な色彩と革新的なデザインで一世を風靡しました。

「魔法がはじまるときにデザインがはじまる」
これはソットサスの言葉です。
ソットサスは人生を通して、従来の考え方に縛られずに「デザインとは何か?」を問い続け、人びとの生活に自由で生き生きとした感性を取り戻そうとしました。
ソットサスが結成したデザイン集団「メンフィス」。
1981年、第1回のメンフィス・コレクションで発表された《カールトン》は、ソットサスの代表作のひとつです。

真ん中が《カールトン》。あなたには何に見えますか?
手がいっぱいあるロボットのような、上部は人間に見えるような・・・とにかく見たことのない形の家具ですよね。
でも実は、ちゃんと本や雑貨を収納して、間仕切り棚として使うことができるんです。実用的なのも良い♪

メンフィス時代の花瓶がずらりと並ぶ空間はデザイン好き、カラフル好きにはたまらないのでは?
「家具なのにオブジェみたい」「こうあるべき、がない」「誰にも真似できない自由な発想!」
ソットサスの作品を見ているとワクワクします。
本展では、時系列でソットサスの作品が並びます。

説明はほとんどないのですが、自由に見てOK。
家に飾るなら・・・もし大豪邸に住めるなら・・・なんて考えながら作品を見てみてください。
ソットサスの作品があれば、生活の全部がおしゃれになりそうです。
初期から晩年の作品まで、石橋財団が収集した100点以上の作品を公開する、日本初の大規模回顧展です。
デザイン好きにはもちろん、ちょっと興味あるかも・・・という方にもおすすめです。

色使いを見るだけでも面白いので、美術館初心者こそ行ってほしい展覧会です。
自分の好き!で見ることができる展覧会なので、どんな方でも楽しめます。

特にアーティゾン美術館は、学生は入館無料なので、夏休み期間のお出かけやアート初心者にぴったりです。
その他、こんな人にもおすすめです。
✓インテリア好き
✓建築・デザインが好き
✓カラフルなものが好き
✓写真映えする展示が好き
✓Y2K・レトロポップが好き
「エットレ・ソットサス—魔法がはじまるとき、デザインは生まれる」は、アーティゾン美術館で2026年6月23日(火)−10月4日(日)まで開催中です。
開館時間 10:00−18:00 (毎週金曜日は20:00まで) ※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日 (7月20日、9月21日は開館)、7月21日、9月24日
会場:アーティゾン美術館 6階展示室
料金:
【一般】
ウェブ予約チケット 1,200円 (税込)
窓口販売チケット 1,500円 (税込)
【大学生・専門学校生・高校生】
無料 (要ウェブ予約)
※入館時に学生証か生徒手帳をご提示ください。
※学生の方は必ずこちらをお読みください。
【中学生以下の方】
無料 (予約不要)
【障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方 1名】
無料 (予約不要)
※入館時に障がい者手帳をご提示ください。
一般の方はウェブ予約チケットが圧倒的にお得ですよ!
チケット購入ページ:https://www.artizon.museum/ticket/
A. 20世紀イタリアデザインの巨匠、エットレ・ソットサスの大規模回顧展です。
ここまで大きく取り上げられるのは、国内初!
A. カラフルな作品が多いので、初心者でも直感的に楽しめます!
A. 写真撮影可能です。動画撮影や三脚使用などはNGなので、スタッフの指示に従ってください。
A. 約60〜90分かかります。
ソットサス展のチケットで、同時開催の「瀧口修造 書くことと描くこと」も鑑賞できるので、こちらにも行かれる方はさらに余裕を持って来館してくださいね。
A. 2階のミュージアムショップは入館料不要です。
エットレ・ソットサスの全貌を日本で初めて大きく紹介する本展。
ソットサスは、自身が結成したメンフィスが大成功をおさめ、有名になると脱退してしまいます。
有名になり、商業的になっていく環境を求めていなかったからです。

常に自由に、純粋にデザインを追求し続けたソットサスの作品は心躍ります♪
2026年イチオシのデザイン展です。夏本番ですが、涼しい美術館にお出かけしてみてはいかがでしょうか?