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クロード・モネの世界にひたる。日本初公開作品を含む〈睡蓮〉などを堪能【国立西洋美術館】
2024年11月1日
イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル/国立新美術館
20世紀後半を代表するデザイナーのひとりであるイヴ・サンローラン。
彼の仕事、才能、美の世界を紹介する大回顧展が国立新美術館にて開催中です。
イヴ・サンローランといえば、自身の名を冠したブランド「イヴ・サンローラン」のデザイナーとしてご存じの方が多いかもしれません。
彼のデザイナーとしてのキャリアのスタートは、クリスチャン・ディオールでのアシスタントでした。
しかしディオール氏の急死により、チーフデザイナーに抜擢。これには多くの人びとが驚きを覚えました。
それは彼が当時21歳だったからです。人びとは、サンローランの圧倒的な才能に衝撃を受け、そして迎え入れました。
以来、トップメゾンのデザイナーとして約半世紀にわたって世界のファッションシーンをリードしてきたサンローラン。
今では女性でも当たり前に身に着ける数々のアイテムを定着させた、美の変革者としても多大に貢献しました。
イヴ・サンローラン美術館パリの全面協力を得て開催が実現した本展。
「大回顧展」ということですが、展示室に入ると納得。圧巻の展示数となっています。
ルック110体のほか、アクセサリーやドローイング、さらには写真など、展示数は約300点!さまざまなアプローチからサンローランの美の世界を堪能することができます。
イヴ・サンローランは20世紀後半、美の価値観を大きく変革した人物でもあります。
たとえばサファリ・ルックやパンツスーツ、ピーコート、トレンチコートなど。
パンツスタイルや元々は軍用だったトレンチコートなどは、当時女性用のものはほとんどありませんでした。女性のワードローブを変えました。
豪華な美の世界はもちろんのこと、今日のファッションをつくりあげた側面もじっくり体感してみてくださいね。
誰にも真似できない、唯一無二の才能で20世紀後半のファッションを変革したイヴ・サンローラン。
混雑必至の展覧会ですので、お早めに行かれることをおすすめします。また、毎週金曜・土曜は20時までの開館なので、夜にゆったり展示を楽しむのも良さそうですね!