フランシス真悟「Exploring Color and Space-色と空間を冒険する」/茅ヶ崎市美術館

フランシス真悟の国内初大規模個展が茅ヶ崎で開催中【茅ヶ崎市美術館】

2024年4月6日

ロサンゼルスと鎌倉を拠点に、世界的な活躍をみせるアーティスト・フランシス真悟(1969-)の国内初なる大規模個展が、茅ヶ崎市美術館で2024年6月9日まで開催中です。

本展では、茅ヶ崎市美術館の自然光が差し込む展示空間を活かした作品約10点を初公開。

初期から最新作までを展示し、フランシス真悟の「今」を紹介します。

色と空間を冒険する
現代アーティスト・フランシス真悟


フランシス真悟

1969年、カリフォルニア州サンタモニカで生まれたフランシス真悟。
優れた色彩で人びとを魅了し、世界でも高い評価を受ける現代アーティストです。

現在は、鎌倉とロサンゼルスを拠点に、国内外の多数の個展やグループ展に参加し、活動しています。

2023年には、銀座メゾンエルメス フォーラムにおける展覧会「Infinite Space」にて、7mにもおよぶ大作《Liminal Shifts》を発表。
外光が差し込む展示空間を活かした同作は、大きな反響を呼びました。

国内初の大規模個展となる本展では、1980年代の初期からの多様な絵画作品、約100点を一堂に展示します。

自然光が差し込む展示空間を活かした作品

1階展示室には、《Infinite Space》シリーズが展示されています。

本作シリーズでは、風景や静物から「色彩」を切り離し、それを主題として描いています。

「色彩を主題とすることにより、効果的に使用することができる」と語るフランシス真悟。
本展では、茅ヶ崎市美術館の自然光が差し込む展示空間を活かし、紹介しています。

内覧会でアーティストは以下のように話しました。
「《Infinite Space》シリーズは、天候によって見え方が変わります。その変化も楽しんでもらえれば」。

アーティストのお気に入りの時間は、開館したばかりの時間なのだとか。

天窓から差し込む光の向きによって、作品が違った表情をみせますよ。

自然光を入れない状態でも観覧可能。詳しい時間については、展覧会公式サイトをご確認ください。

日常を鮮やかな色彩で描いた
「Daily Drowing」シリーズ

地下の展示室では、1987年頃から現在に至るまで描いてきた膨大なドーイングやペインティングの一部を、壁一面に展示しています。

「Daily Drowing」シリーズと呼ばれる本作には、コロナ禍の閉塞的な状況の中、アーティストがロサンゼルスで描いたものも含まれています。

鮮やかな色彩による日記ともいえる「Daily Drowing」シリーズ。
本展は、写真撮影が可能です(動画や三脚を使用した撮影は不可)。

気に入った作品を撮影し、SNSで本展の感想を添えて発信してみては?


作品一つひとつに込められた想いを説明する、フランシス真悟

フランシス真悟の国内初となる大規模個展。
湘南・茅ヶ崎ならではの唯一無二の絵画空間を、ぜひ体感してみてください。

エントランスでは、子ども向けのワークショップもあります。
その他の関連イベントについては、展覧会公式サイトをご覧ください。

 

 

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