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スフマート編集部がオススメする夏の展覧会♪【3展セットのチケットプレゼントあり】

2024年7月19日

夏のオススメ3展をセットにした無料観覧券をプレゼント♪(応募〆切:2024年7月23日)

猛暑が予想されている今年の夏。暑くても涼しい美術館で、のんびりアートを鑑賞してみてはいかがでしょうか。

スフマート編集部がこの夏オススメの「3つの展覧会」の無料観覧券をセットにして、抽選で5組10名様にプレゼントします!

東京国立博物館
創建1200年記念
特別展「神護寺―空海と真言密教のはじまり」

京都市の北西部、高雄に所在する神護寺は、紅葉の名所として古くから知られてきました。天長元年(824)、高雄山寺と神願寺というふたつの寺院がひとつになり、神護国祚真言寺(神護寺)が誕生します。

高雄山寺は平安遷都を提案した和気清麻呂の氏寺で、唐で密教を学んだ空海が帰国後、活動の拠点とした寺院です。国宝「灌頂歴名」や国宝「両界曼荼羅(高雄曼荼羅)」は、空海に直接関わる作品としてあげられます。

また、神護寺の前身寺院にまつられていた国宝「薬師如来立像」は、平安初期彫刻の最高傑作で、寺外での公開は神護寺史上初めてのことです。

本展は、空海と真言密教のはじまりの地、神護寺に伝わる寺宝の数々を紹介するまたとない機会です。

1200年を超える歴史の荒波を乗り越え伝わった、貴重な文化財をご覧ください。

公式サイト:https://tsumugu.yomiuri.co.jp/jingoji/

大倉集古館
特別展 大成建設コレクション
もうひとりのル・コルビュジエ ~絵画をめぐって~

フランスを拠点に活動した建築家ル・コルビュジエ(1887~1965)は、7か国にある17資産がユネスコの世界文化遺産に登録されるなど、20世紀を代表する重要な建築家として高く評価されていますが、同時に数多くの美術作品を残したアーティストとしても知られています。

本展では、世界有数の所蔵作品をもつ大成建設ル・コルビュジエ・コレクションの中から約130点の作品を展示することで、ル・コルビュジエの美術作家としての側面を紹介します。

本コレクションの素描やパピエ・コレ作品がまとまって公開されるのはおよそ30年ぶりのことです。

本展をご覧いただくことで、建築を含めたル・コルビュジエのすべての創作活動の根底にあった、彼の絵画への情熱に気づくことでしょう。

公式サイト:https://www.shukokan.org/

千葉市美術館
岡本秋暉 百花百鳥に挑んだ江戸の絵師
―摘水軒コレクションを中心に

岡本秋暉(おかもとしゅうき、1807-62)は濃厚華麗な花鳥画、とりわけ孔雀の名手として名を馳せた江戸後期の画人です。彫金家・石黒家の次男として生まれた秋暉は、南蘋派(なんぴんは)の大西圭斎に画を学び、20代から絵師として活躍していました。

一方で小田原藩・大久保家に仕える藩士としての顔も持ち、江戸中屋敷での見回り役を務めながら精力的に制作を続け、同時期に活躍した渡辺崋山(わたなべかざん)や椿椿山(つばきちんざん)らと親交を結びました。

彼が最も得意としたのは鳥の図です。懇意の小鳥店に通い写生に励んだという逸話もあるほど、鳥の描写をひたすらに研ぎ澄まし、透明感溢れる華やかな色彩と、羽の美しさを描き尽くす驚異的な技巧で江戸の人々を魅了しました。

実に18年ぶりの回顧展となる本展では、世界一の秋暉コレクションを擁する摘てきすいけん水軒記念文化振興財団の所蔵品を中心に、約100件の作品で、生い立ちから画業を通覧します。

彼が生涯をかけて紡ぎ出した鮮やかな花鳥の楽園を、どうぞご堪能ください。

※同時開催「江戸絵画縦横無尽! 摘水軒コレクション名品展」

公式サイト:https://www.ccma-net.jp/

この機会にぜひ、応募してみてくださいね♪

【無料観覧券が当選した方へ】
無料観覧券をお持ちの場合でも、日時指定予約が必要な展覧会では、別途各展覧会のチケット購入ページより、日時指定予約のお申し込みが必要な場合があります。
必ず各展覧会の公式サイトで、入館方法をご確認いただいてからご来場下さい。別の券種をお持ちの方は、日時指定予約の必要の有無が変わる場合がありますのでご注意下さい。