これから開催
名作展「彩る、生きものたち。 川端龍子の観察と想像」
本展は、生きものをテーマに、日本画家・川端龍子(1885–1966)の作品を紹介します。龍子は1920(大正9)年から、現在の龍子記念館の向かいに位置する龍子公園の敷地に、1966年に亡くなるまで暮らし、そこを終の棲家としました。龍子の暮らしには、様々な生きものたちがいました。《立秋》(1932年)は、庭の飼犬を描いた一作で、飼犬の視線は主人である龍子を見ていると想像でき、愛犬との親しみに満ちた日常が表れています。《百蟇図》(1963年)では、龍子公園内の「爆弾散華の池」周辺に生息する蛙を題材とし、画面には複数の蛙が、正面や側面、あるいは仰向けなど、さまざまな角度から捉えられています。
龍子は身近な生きものを描写した一方で、想像の世界や自然界の諸現象をも生きもので表現しました。《夢》(1951年)は、中尊寺金色堂のミイラが調査されたことを受け、棺を開けた途端、蛾の群れが飛び舞うという幻想的な光景として描き出しました。自然現象を描いた作例には、《渦潮》(1956年)や《御来迎》(1957年)があります。前者は、鳴門の渦潮を架空の生きものである龍の姿を借りて表現し、後者は、富士登山での流動する雲海を白馬が駆ける様子として表現しました。
その他、《百子図》(1949年)や「河童シリーズ」など、龍子が描いた「かわいい、おもしろい」生きものたちも展示します。龍子の作品に描かれた生きものたちは、身近な観察から想像の世界に至るまで、多様なかたちで表現されています。本展を通して、生きものたちが彩る龍子の世界をお楽しみください。
Event Information
- 展覧会名
- 名作展「彩る、生きものたち。 川端龍子の観察と想像」
- 開催期間
- 2026年6月20日~8月23日
- 開館時間
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09:00~16:30
(入館は16:00まで)
- 休館日
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月曜日 (祝日の場合は開館し、その翌日に休館)
- 入館料
一般:200円 中学生以下:100円
※65歳以上(要証明)、未就学児及び障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
- お問い合わせ
Venue Information
- 会場
- 大田区立龍子記念館
- 龍子公園のご案内
10:00、11:00、14:00
※上記のお時間に開門し、30分の間ご見学いただけます。