これから開催

没後20年 大野五郎 / 夭折の画家 小野幸吉

大野五郎 題名不詳(俊介君) 1945年頃 油彩 八王子市夢美術館蔵

大野五郎 題名不詳(三人) 1969年頃 油彩 八王子市夢美術館蔵

大野五郎 夕陽おちて雪の景 2005年 油彩 八王子市夢美術館蔵

小野幸吉 ガウンを着た自画像 1929年 油彩 本間美術館寄託

大野五郎はその後半生を八王子で過ごした洋画家です。昭和初期に「1930年協会」でその頭角を現すと、その後、松本竣介たちとの新人画会、寺田政明たちとの主体美術協会等で活躍し、96歳まで画壇を牽引しつづけました。約60点の作品が八王子市夢美術館に所蔵され、主要なコレクションの一角を占めています。

2006年に亡くなった大野のアトリエには、多くの自作に混ざり、ただ一点、他の画家の作品が残されていました。それは、若き日にともに研鑽を積んだ画友・小野幸吉の作品です。どのような経緯で大野の手元にあったのかは不明ですが、二人の友情を物語る深い証しといえるでしょう。

小野幸吉は大野とともに「1930年協会」で活躍を始めた矢先、わずか20歳で夭折した画家です。彼の遺作は故郷・山形県酒田の本間美術館に収蔵され、その惜しまれた才能を今に伝えています。長寿を全うした大野五郎と、若くして世を去った小野幸吉――対照的な生涯を送った二人の作品を通して、昭和から平成にかけての洋画家の歩みを辿ります。

若き日の二人が所属した「1930年協会」は、八王子ゆかりの小島善太郎らが結成した洋画家グループです。絵画研究所や公募展を通じて広く門戸を開き、当時、若者たちの熱い支持を集めました。同協会はわずか5年間で活動を終えましたが、今年はその結成100周年にあたります。

本展では、同協会の資料も併せて展示し、大野五郎と小野幸吉の画業とともに「1930年協会」の業績をあわせて回顧します。

Event Information

展覧会名
没後20年 大野五郎 / 夭折の画家 小野幸吉
開催期間
2026年9月12日~11月3日
開館時間
10:00~19:00
(入館は閉館の30分前まで)
休館日
月曜日 (祝日の場合は開館し翌平日が休館)
入館料

一般600円
65歳以上・学生[高校生以上]300円
中学生以下無料
※15名以上の団体は2割引

公式サイト
https://www.yumebi.com/
お問い合わせ

042-621-6777

Venue Information

会場
八王子市夢美術館
主催
公益財団法人 八王子市学園都市文化ふれあい財団
ギャラリートーク

講師:八王子市夢美術館 館長
会場:八王子市夢美術館展示室
日時:10月18日(日)
①11:00~/②15:00 各回約1時間
費用:無料(ただし観覧料が必要)

Ticket Present

本展のチケットを「5組10名様」にプレゼント!
〆切は2026年9月13日まで。
※当選は発送をもって代えさせていただきます。