PROMOTION
クロード・モネの世界にひたる。日本初公開作品を含む〈睡蓮〉などを堪能【国立西洋美術館】
2024年11月1日
企画展示 もういちど「みみをすますように 酒井駒子」展/PLAY! MUSEUM
もういちど「みみをすますように 酒井駒子」展 展示風景(撮影:吉次史成)
『よるくま』や『金曜日の砂糖ちゃん』(いずれも偕成社)などで知られる絵本作家・酒井駒子(1966₋)。
ブラティスラヴァ世界絵本原画展での金牌賞や、オランダ「銀の石筆賞」などを受賞し、海外からも高い評価を得ています。
酒井駒子初となる本格的な個展となる本展では、これまでに刊行された20冊を超える絵本を中心に、約250点の原画を厳選して紹介します。
なお、本展は2021年4月10日~7月4日に開催されていました。しかし、会期中、緊急事態宣言による長い休館期間があったため、9月18日より再展示!今回あらたに、雑誌「母の友」(福音館書店)の表紙用に描かれた原画約20点が加わり、展示内容もパワーアップしています。
そんな本展の見どころを、スフマート編集部がご紹介します!
酒井駒子のデビューから最新作までの原画を「ある日」「ひみつ」「こみち」などの6つのエリアを分け、本展特製の額やケースで展示します。
酒井が制作を行う山のアトリエ周辺の映像や音、小さなおもちゃやオブジェなども配置し、酒井の描いた物語や文の断片をめぐるようなユニークな展示空間になっています。
『BとIとRとD』原画(白泉社、2009年)
酒井のトレードマークとも言える黒色で下塗りした上に描く画風は、『ぼく おかあさんのこと…』(文溪堂)から定着しました。
黒い下塗りがもたらす粗さと細やかさ。時に段ボールやボール紙といった素材を使い、『BとIとRとD』(白泉社)はコラージュも用いています。
本展では、印刷では再現の難しい色彩、少女や動物たちの繊細な表情を間近に見ることができますよ。
もういちど「みみをすますように 酒井駒子」展 展示風景(撮影:吉次史成)
本展の会場デザインは、京都在住のフランス人建築家・2m26が担当しました。
杉材で作ったオリジナルの額やケースの間をめぐりながら、酒井駒子の絵とことばをリラックスして味わうことができます。
散歩するように、ゆっくりと歩きながら、時に立ち止まりながら。みみをすますように絵とことばに出会える展覧会です。
併設施設「PLAY! SHOP」「PLAY! CAFE」では、酒井駒子展に連動した書籍やオリジナルグッズ、オリジナルメニュー
を販売しています。
(左) PLAY! SHOPもういちど「みみをすますように 酒井駒子」展 展覧会グッズ 紙ファイル
(右)PLAY! SHOPもういちど「みみをすますように 酒井駒子」展 展覧会グッズ 黒い帆布のブローチ
段ボールやボール紙の上にモチーフを描く、酒井駒子の原画の雰囲気をそのまま紙製のファイルにしたものや、厚手の黒い帆布に、小さなどうぶつたちをプリントしたブローチなど!
本展でしか手に入らない、オリジナルグッズに注目です。
(左)PLAY! CAFEもういちど「みみをすますように 酒井駒子」展 オリジナルメニュー 「よるくま」カレー
(右)PLAY! CAFEもういちど「みみをすますように 酒井駒子」展 オリジナルメニュー「ロンパーちゃんとふうせん」パフェ
展覧会の限定カフェメニューも充実しています。どれも食べてしまうのがもったいないくらい!
こちらのかわいらしいメニューもぜひ、楽しんでみてください、
PLAY! MUSEUMの上にある、子どものための屋内広場「PLAY! PARK」(別料金)では、展覧会に関連したワークショップを日替わりで開催します。
本展と連動したワークショップ「黒い絵の具のうえに絵を描いたら?」では、酒井駒子の絵本を見ながら、段ボールに絵を描いていきます。
PLAY! PARKもういちど「みみをすますように 酒井駒子」展 関連ワークショップ「黒い絵の具のうえに絵を描いたら?」
こちらもお時間があったら、お子さんと一緒に参加してみてはいかがでしょうか。
酒井駒子初の本格的な個展となる本展。
東京展終了後は、鹿児島県の長島美術館へ巡回が予定されています。
なお、本展開催期間中は、当日券で入場可能。休日および混雑が予想される日のみ事前決済の前売券(日付指定のみ、オンラインチケット)の購入がおすすめです。
詳しいチケット情報は、美術館公式サイトをご確認ください。