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2024年11月1日
Life is beautiful : 衣・食植・住/GYRE GALLERY
GYRE GALLERY(東京・表参道)にて、かつての日本の住まいにさまざまに生かされていた植物、稲(米)に焦点を当て紹介する展覧会が開催中です。
2021年11月に開催した「衣・食植」展の続編となる本展。
restaurant eatrip と the little shop of flowers、東京・原宿の同じ敷地で隣合わせに店を構え、20年という月日をともに歩んできた野村友里と壱岐ゆかりにより企画されました。
前回の展示のようすはこちら▼
料理も花も、“根っこ”をたどれば同じ植物。
彼女たちがこう思うようになったのも、前回開催の「衣・食植」展で、大麻布と出合ったからだと言います。
そして2年の歳月を経て開催される本展は、両者と茅葺き職人の相良育弥がチームを組み開催。
日本の気候風土の中で、食となり、家となって命を守ってきた「稲(米)」を再発見し、稲作について鑑賞者ととおに過去を想像し、未来にどう生かすかヒントを与える展覧会です。
私たちの祖先は、山や森、石や岩、木の枝一本まで、あらゆる自然物に神様が宿っていると信じていました。
そうした信仰を持った先人たちは、特に「稲」を米として食べるだけはなく、工夫をこらして最後の最後まで使いつくしました。
本展では、生活の中で使われてきた「稲」についても紹介しています。
服にも靴にも、そしてお酒にもなる「稲」。私たちの生活に寄りそう植物であることを、改めて実感します。
また会場内には、大きな稲の家も展示。
会場内は稲の香りで包まれ、田舎のおじいちゃん・おばあちゃんの家に遊びに行ったような親近感がありました。
展示室中央には、つくり手の思いに触れて「いいね」と応援したくなる品々を展示した「いい根商店」も展開しています。
食となり、家となって命を守ってきた「稲(米)」を再発見する本展。
本展をきっかけに、日本の暮らしについて改めて考えてみてはいかがでしょうか。