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クロード・モネの世界にひたる。日本初公開作品を含む〈睡蓮〉などを堪能【国立西洋美術館】
2024年11月1日
印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵/東京都美術館
東京都美術館にて、「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」が開催中です。
今年は1874年にパリで第1回印象派展が開催されてから150周年を迎える節目の年。
本展は、モネやルノワールらによってパリから始まった印象派の広がりを、ウスター美術館の印象派コレクションを中心に、約70点の油彩画で紹介する展覧会です。
本特集では、展示の見どころや要チェックのフォトスポット、ここでしか手に入らないグッズなど、印象派展を思いっきり楽しむための情報をお届けします!
アメリカ、ボストン近郊のウスター市にあるウスター美術館。
ウスター美術館外観
Photo courtesy of the Worcester Art Museum
1898年の開館当初から、同時代美術の一つとして印象派の作品を積極的に収集し、モネが手がけた《睡蓮》の連作のうちの1点を初めて購入した美術館としても知られています。
本展の目玉の一つとして、1910年にウスター美術館が購入したモネの《睡蓮》は外せません! 本作は、モネが後半生を過ごしたジヴェルニーの自宅の庭にある睡蓮を描いた連作の一つ。
収蔵に至るまでの経緯がわかる手紙や電報(複製)といった貴重な資料もあわせて展示されており、理事会の説得や支払い期限の延長などリアルなやりとりを垣間見ることができます。
他にも、セザンヌやルノワール、ピサロら印象派の巨匠たちの作品が一堂に会し、印象派ファンにとっては夢のような展示空間が広がります♪
もう一つ、見逃せないのが「アメリカのモネ」とも称されるチャイルド・ハッサムの作品です。
チャイルド・ハッサム《花摘み、フランス式庭園にて》1888年 油彩、カンヴァス ウスター美術館
Theodore T. and Mary G. Ellis Collection, 1940.87/Image courtesy of the Worcester Art Museum
《花摘み、フランス式庭園にて》は、ハッサムがパリ留学中に描いた作品。木漏れ日の光の表現や鮮やかな色づかいなど、印象派らしい表現や技法が見てとれますよね!
ハッサムは帰国後、「ザ・テン」というアメリカ印象派のグループを結成し、アメリカ各地で印象派は独自の広がりを見せていきます。
展覧会の後半では、ハッサムが帰国後に描いた作品をはじめ、ウィリアム・メリット・チェイスやフランク・ウェストン・ベンソンらアメリカ印象派を代表する作品の数々を展示。
印象派の手法を用いつつも、アメリカらしい風景や自然が描かれ、フランス印象派とは違う趣があります。ぜひ見比べてみてください!
本展には4ヶ所のフォトスポットがあるので、来場記念の写真撮影も可能です。
まるで作品の世界に入り込んだかのような写真が撮影できたり、名画を飾った部屋でくつろいでいるかのような気分が味わえたりしますよ。
写真を撮ったら「#印象派展2024」をつけて、ぜひSNSでシェアしてみてくださいね♪
特設ショップには、ここでしか手に入らない限定コラボグッズやオリジナルグッズが盛りだくさん!
サブレ専門店「サブレミシェル」とのコラボから生まれたモネの《睡蓮》をデザインしたサブレ缶、猿田彦珈琲が印象派の世界観をイメージしたスペシャルブレンドコーヒーなど、目移りしてしまうこと間違いなしです。
ランドリーネットセットやシューレースといった他ではあまり見ない展覧会グッズも並ぶなかで、特に注目を集めていたのが「ウスター展ソース」!ウスターソースが展覧会グッズになるなんて前代未聞では!? ウスターソース発祥の地である英国のウスター市と、ウスター美術館がある米国のウスター市が姉妹都市であることにちなんで生まれたグッズなんだとか。
※グッズは売り切れの場合がございます。
※最新情報は展覧会SNSをご覧ください。
さらに展覧会をより深く楽しみたいという人には、音声ガイドがおすすめです。
聞き手である私たちが「印象派の作品を求めてギャラリーを訪れた」という設定のもと、“ある画商”に扮した声優の速水奨さんが展覧会をガイドしてくれます。立体音響効果で臨場感あふれる演出になっているので、その場で案内してもらっているような感覚に♪
さらに、本展のオフィシャルサポーターを務める俳優の鈴鹿央士さんもスペシャルナビゲーターとして音声ガイドに登場するので、そちらもお聴き逃しなく!
印象派が美術界にもたらした革新とその影響力を再確認できる「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」。本展を通して、知られざる印象派のグローバルな広がりをぜひ実感してみてください。
なお、本展は混雑緩和のため土日祝及び4月2日(火)以降は日時指定予約制(当日空きがあれば入場可)となっています。会期前半、平日のご来場がおすすめです。詳しくは展覧会公式サイトをご確認ください。