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2024年11月21日
日本の巨大ロボット群像/横須賀美術館
横須賀美術館で、「日本の巨大ロボット群像―巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現―」が開催中です。
本展では、ロボットアニメにおけるデザインと映像表現の歴史を、「リアリティ」を生み出す上で重要となる「メカニズム」と「大きさ」を軸に検証します。
「巨大ロボットとはなにか?」を私たちに問いかける、かつてない展覧会となっています。
ロボットアニメが好きな方はもちろん、知らなくてもワクワクする本展の見どころを紹介していきます。
今から60年前の1963年1月、日本初の国産テレビアニメとして手塚治虫の漫画『鉄腕アトム』が放送されました。
そして同年10月には、横山光輝の漫画『鉄人28号』がアニメ化。日本のテレビアニメーションの歴史は、ヒーローロボットの誕生とともに始まりました。
巨大ロボットの元祖とも言える『鉄人28号』は、映像メディアの技術の移り変わりによって、自在に形を変え続けたキャラクターでもあります。
ここでは、時代の流れにあわせて映像化されてきた『鉄人28号』の表現の変遷を紹介します。
巨大ロボットのお約束といえば、主人公のロボットへの「搭乗」や「合体」、さらに「変形」といった少年心がくすぐられる「ロボット」ならではのギミックではないでしょうか。
1970年代、『マジンガーZ』や『ゲッターロボ』などの有名なロボットアニメが放映され、巨大ロボットアニメは最初の黄金期を迎えます。
玩具展開と連動した子ども向けロボットアニメーションが続々と制作されるなか、ロボットたちのデザインも玩具化を前提として工夫されるようになりました。
こうしたデザインに隠されたロボットの「メカニズム」を、本展ではデザイン画やアニメの劇中の場面などの制作した造形物で紹介。
玩具メーカー、漫画家、アニメーターなど、巨大ロボットに関わった人びとの想像力に迫ります。
巨大ロボットの「大きさ」は、アニメ劇中でどのように表現されてきたのでしょうか。
本展では、今でも人気の高いロボットである『機動戦士ガンダム』をはじめ、さまざまなロボットたちの一部分、または、全部を劇中で設定されたとおりに引き延ばして展示しています。
足の方から撮影。大きい・・・!
ガンダムのアニメ劇中での身長設定は18m。
本展ではガンダムの公式設定画をトレースし、劇中の設定の大きさで展示室の床を使って紹介しています!
顔だけでも、大人3~4人は乗れそうです。
アニメの登場人物になった気分で、ガンダムの周りを歩いてみてください。
横須賀市出身・在住のメカニック・デザイナー宮武一貴氏(スタジオぬえ)が、本展のために描き下ろした2点の巨大絵画にも注目です。
《―1960年代編―》は、横須賀会場で初公開となる作品。日本のメカニック・デザイナーの草分け的存在である宮武氏が描いた、巨大ロボットワールドもぜひ会場で体感してみてください。
「巨大ロボットアニメ」のデザインと歴史をひも解く展覧会「日本の巨大ロボット群像」。
同館ミュージアムショップでは本展の公式図録も販売しています(通信販売はなし、店頭のみの販売。1人3冊まで購入可能)。
展覧会で紹介されたロボットたちの設定が、ぎゅっと詰まった豪華な図録です。
「日本の巨大ロボット群像」図録 3,630円(税込)
横須賀美術館での会期終了後、香川、京都と巡回を予定しています。詳しくは、展覧会公式サイトをご確認ください。