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2024年11月1日
鈴木敏夫とジブリ展/横須賀美術館
こんにちは!日々子連れで楽しめる美術館や展覧会を探求しているSfumart読者レビュアーのかとうあつしです。
今回は横須賀美術館で開催中の「鈴木敏夫とジブリ展」に8歳、5歳、2歳のわが家の子どもたちと一緒に行ってきましたのでその様子をレビューします!
入口から赤提灯がお出迎え。一気にジブリの世界に引き込まれます。
今回の展覧会はスタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫にスポットを当てたもので、鈴木敏夫氏がどのように編集者・プロデューサーとしてスタジオジブリ映画を確立していったのかを深掘りする内容となっています。
鈴木敏夫氏の書もみどころの一つ
そのため、年齢によりますが子どもたちにとっては少し難しいところも。ただ展示空間全体がジブリの世界となっており、歩くだけでもその雰囲気を楽しめる展覧会でした。
ジブリファンはもちろんジブリ作品を知らない子どもたちでもわくわくする仕掛けが随所に施されております。
次男は夢の国へ。ベビーカーの無料貸出もあります。
館内には撮影スポットがいくつかありますが、やはりトトロとの記念撮影が一番人気でした。スタッフの方の案内に従って並んで待ちます。娘はトトロに触れたかったようですが残念ながら触るのは不可。
スタッフの方から「トトロに触ると消えてしまうので触らないでね」と優しく声かけいただき、泣く泣くその場を離れました。
銭婆の口に手を入れて引く恋愛・開運おみくじ
巨大な湯婆婆に会うこともできます。恋愛・開運おみくじになっていて口の中の札をひきます。
映画の世界が感じられる空間は子どもだけでなく、ジブリファンの大人たちもテンションあがること間違いなしです!
見事大吉をゲット!こういう仕掛けは楽しいですね。
カオナシも読書中
戦後の名古屋で育った敏夫少年が、いかにしてスタジオジブリ映画を確立するプロディーサー鈴木敏夫になったのか。その答えともいえる場所が「鈴木敏夫の本棚」のエリアです。
鈴木敏夫氏の血肉となった8,800冊の書籍が並ぶ空間は壮観で、まるで鈴木敏夫の頭の中をのぞいているような感覚になります。実際に手に取って読むことのできる本があるのも嬉しいですね。
展覧会のために書き下ろされた湯婆婆
以上、今回は横須賀美術館で開催されている展覧会「鈴木敏夫とジブリ展」を鑑賞してきました。
日本を代表する映画プロディーサー鈴木敏夫氏のこれまでに出会った膨大な本や映画が惜しみなく公開されており、その作品や作家からどんな影響を受け、自身の思考術へとつなげていったのかがわかる展覧会です。
特に印象に残ったのは少年時代の部屋(残念ながら写真撮影不可)を再現されたもので、戦後間もない激動の時代を生きた幼少期の鈴木敏夫を追体験できます。必見です!
館外には芝生がひろがり、こどもたちも走り回れます
ただやはりジブリの人気は高く混雑は必至です。チケットはすべて事前予約制になっており、特に中学生以下など無料対象の方も予約が必要ですので訪問の際はご注意ください。
ジブリファンもそうでない方も、大人も子どもも楽しめるそんな展覧会でした!