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2024年11月1日
ギョギョッとサカナ★スター展
「ギョギョッとサカナ★スター展 ~お魚たちが教えてくれる海のこと~」が、大阪南港ATCギャラリーにて開催中です。
NHK Eテレで毎週放送中の「ギョギョッとサカナ★スター」という番組をご存じでしょうか?
さかなクンが全国の海を回って、お魚の世界を深掘りし、1匹1匹を「サカナ★スター」として楽しく紹介しています。
展覧会公式X:https://twitter.com/sakana_star_ten
そんな「ギョギョッとサカナ★スター」が今回、テレビを飛び出して展覧会になりました。
番組の最後に毎回登場するさかなクンの描いた大漁旗や、さかなクンが作成した魚たちのはく製などがたっぷり楽しめます。
早速、展覧会に行ってお魚と海の世界にギョギョッと驚いてきました!
お魚愛を爆発させ、「ギョギョギョッ」とお茶の間に笑顔を届けるさかなクン。
そんなユーモアあふれるさかなクンですが、魚類学者で東京海洋大学名誉博士客員教授なんです。
さかなクンといえば、ハコフグの帽子がトレードマークですよね。ですが、さかなクンの原点はハコフグではなく「マダコ」なんです。
小学生の同級生が描いたマダコの絵を見て、海の生き物に興味を持ったんだそうです。
マダコちゃんは、さかなクン誕生のきっかけになったんですね。
本展の入口では、さかなクンが描いた迫力満点のマダコ大漁旗を楽しむことができます。
マダコでお魚に興味を持ったさかなクン。
そんなさかなクンが、お魚にのめりこむきっかけとなったのは、お母さんがプレゼントしてくれた下敷きでした。
その下敷きにのっていたウマヅラハギちゃんに一目ぼれしたのだそう。ウマヅラハギちゃんは、さかなクンにとっては初恋のお魚なんですって。
ウマヅラハギは、沿岸の砂泥や岩礁(がんしょう)で暮らしているお魚です。
馬のような顔をしていることから、ウマヅラハギという名前がついたそうですよ。
さて、さかなクンの大漁旗で、ウマヅラハギの顔を確かめてみましょう。馬のような顔しているでしょうか?
会場で本当に馬のような顔しているか、確かめてみてくださいね。
ウマヅラハギのほかにも、さかなクンが作成したはく製も展示されています。
マボヤという名前を聞いたことがありますか?トゲトゲの赤い体をしていて「海のパイナップル」とも呼ばれます。
生まれたときはお魚のように泳ぐそうですが、その生態はまだハッキリとわかっていないそうです。
さかなクン曰く、「マボヤちゃんのはく製を作るのは、すギョく簡単なので、ぜひ作ってみては?」とのこと。
そんな「すギョく簡単」なマボヤのはく製つくりを、さかなクンのお母さんもチャレンジ。本展では、その作品も展示されています。
殻の中にLEDランプを入れると、素敵なホヤランプが出来ちゃうんですって。
子どもと一緒に夏休みの自由研究にぜひ作ってみてはいかがですか?
会場の真ん中に存在感のある展示が。こちらは、ジンベエザメのはく製です!
世界最大と言われるジンベエザメ。その大きさには、息をのんで見入ってしまいます。
大きな口で海水ごとプランクトンを吸い込むので、歯は使わないのだそう。
こんなに大きな口なのに、歯は米粒より小さいんですって。面白いですねー。
さかなクン作のイタチザメの骨格標本も一緒に展示されています。こちらも迫力満点ですよ。
本展では、今問題になっている「海のプラスチックゴミ問題」も取り上げています。
こちらは、深海に沈んでいたプラスチックゴミの数々です。
空き缶や、ゴム手袋、ペットボトルなどさまざまなプラスチックゴミが展示されています。
今、世界にはプラスチックゴミが沈んでいない海はないと言います。
プラスチックは、海の中で分解されることなく、永遠と漂い続けます。
それをお魚たちがエサと間違えて食べることで、プラスチックについている有害物質が体に溜まり、死んでしまうのです。
海やお魚に目をむけていくなかで、こうした海の問題も理解して、対策を考えていきたいですね。
会場の最後には、お土産コーナーもあります。
さかなクンプロデュースのお魚のぬいぐるみも置いてありますよ!ぜひ、チェックしましょう。
「私たちのご先祖さまである魚と、生命が誕生した母なる海に、もっともっと目を向けてほしい」とさかなクンは言います。
夏休みは、「ギョギョッとサカナ★スター展」へ子どもと一緒に訪れて、お魚と海の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。
※8月26日以降は、土日祝のみ開館