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2024年11月1日
「オバケ?」展/PLAY! MUSEUM
夏の風物詩であるオバケを題材にした展覧会「オバケ?」展が、PLAY! MUSEUM(東京・立川市)にて、2024年9月29日(日)まで開催中です。
今回は、7月12日(金)に開催に先立って行われた内覧会のようすを紹介。
PLAY! プロデューサーの草刈大介さん、アートディレクターの髙田唯さん、絵本家の広松由希子さん、アートディレクターの祖父江慎さんが登壇したギャラリートークの内容も交えてレポートします。
オバケってどんなものだと思いますか?
幽霊や妖怪など、人それぞれ思い浮かべる「オバケ像」は違うのではないでしょうか。
髙田さんは、オバケについて「みんな知ってるけれど、共通認識がない。すごく曖昧で都合がいいおもしろい概念」と紹介していました。
また、広松さんは「得体の知れないものってオバケなんじゃない?実は、私の気持ちがオバケなんじゃない?影がオバケなんじゃない?」と、思いをめぐらせながら500冊の絵本を選定したそうです。
オバケが探せる「オバケ?」展で、あなたの思う「オバケ」に出会ってみてください。
会ってみたいオバケの代表バーバパパ、そして会いたくないオバケの代表・絵本『ねないこだれだ』のオバケに会うことができます。
バーバパパと出会えるゾーンでは、自由に形を変えながらバーバパパがあちこちに登場します。
どこに現れていつ消えるかわからないバーバパパワールドが楽しめます。
絵本『ねないこだれだ』は、人気落語家・春風亭一之輔さんの朗読でオバケ落語『ねないこだれだ』に大変身!
作者のせなけいこさんの夫が落語家であることから着想を得て生まれた絵本です。
「小さい子は泣くと思います。来なきゃよかった!って言ってもらえるくらい怖がってもらいたいなあ」と、草刈さん。
また、会場では『ねないこだれだ』の原画も展示しているのでチェックしてみてください。
メインスペースでは、オバケを「知る」をテーマに、オバケ研究所やオバケにまつわる絵本500冊の展示が行われています。
半透明のビニールの壁をくぐると、そこにはオバケ研究所が広がっています。
ホワイトボードに貼られているのは、オバケ研究員たちの研究成果です。
オバケ研究員には、オバケ落語『ねないこだれだ』に登場した春風亭一之輔さんなど、多くの著名人が参加。
発表されている成果も見応え十分です!
ホワイトボードの対面では、今まさに研究中のものを展示しています。
何気なく使っているものの中に「これってオバケなんじゃない?」と感じるものはありませんか?
そんなオバケかもしれないものを集めたブースです。
このブースは、会期中もものが増える予定だそうです。
もし、「これもオバケなんじゃない?」と思うものがあれば、スタッフにこっそり伝えてみてください。
絵本家の広松さんが推薦する500冊のオバケにまつわる絵本が壁面に展示してあります。
手の届くところに展示しているものは実際に読むことができます。
日本の絵本だけでなく世界の絵本が選定されていて、日本ではなかなか見ることができない絵本と出会えるのも見どころのひとつです。
双子富士が描かれたオバケ湯のコーナーでは、アートディレクターの祖父江さんの登場。
「水は苦手なオバケでも入れるカワキミズ(乾き水)のお風呂を作りました。」と祖父江さん。
オバケ湯には実際に入ることもできますが、スマホや貴重品を落としてしまうと探すのが大変なので要注意。
カワキミズはショップでも販売しているので、お家でもオバケ湯が作れます。
PLAY! SHOPでは、オバケグッズがたくさん販売されています。
こわいけどなんだか可愛いオバケたちを連れて帰りましょう。
併設されているPLAY! CAFEでは、本展示の特別メニューが食べられます。
食べるのがもったいないくらいどれもかわいいです。
「オバケ?」展は、夏休み特別企画のため、小学生以下は無料で入場できます。
子どもしか入れない「オバケ工場」にも、ぜひ入ってみてください。