風刺画/10分でわかるアート
2023年3月29日
ミニチュア×百段階段~文化財に広がるちいさな世界~/ホテル雅叙園東京
ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」にて、「ミニチュア×百段階段~文化財に広がるちいさな世界~」が2025年3月9日(日)まで開催中です。
本展では、文化財「百段階段」の7つの部屋を舞台に、さまざまなジャンルや技術、感性によってつくり出される“ちいさな世界”を紹介。
また、自分がミニチュア化できる不思議なフォトスポットもあります。
ミニ厨房庵 河合行雄・朝子・ASAMI(ドールハウス・ミニチュア作家)によるこちらの作品。
「昭和の中華飯店」や「昭和の肉屋」、また賑やかな居酒屋など、街中にある懐かしい風景がミニチュア化されています。
のぞき込んでみると、今にも声が聞こえてきそうなほどのリアルさ!
会場では、ぜひ細部までじっくりとご覧ください♪
とってもリアルな食べ物のミニチュアも。
ミニチュアアーティスト・田中智の作品です。
写真だと食品サンプルのようにも見えますが、サイズは手のひらの真ん中に収まるくらいの小ささ!
それぞれ1つのパーツだと、小指の先にちょこんと乗せられるくらいです。
ちなみに、生ハムの原木は本当の生ハムのように削ることができるそうです。すごい!
まるで空撮したかのようなリアルさ。
こちらは1/150スケールで再現された新宿大ガードの風景です。
歌舞伎町のゴジラやアルタ前の3Dネコなど、知っている風景を探してみてください。
スタジオジブリのアニメーション作品「千と千尋の神隠し」のジオラマも展示されています。
アニメで観たままの風景が、実際に鑑賞できるのは嬉しいですね!
お雛さまは元々、ちいさなものを愛でる「ひゐなまつり」が由来と言われています。
本展では、江戸期の逸品を有する雛道具研究家の川内由美子のコレクションを展示。
なかでも、2024年に制作された貝桶と世界最小級の合わせ貝の作品は必見です。
この小さな貝の中に、源氏物語54帖が描かれているのだとか。
それぞれの貝がバラバラにならないように、専用のケースもあるそうです。
ジャイアントフラワーアーティストMEGUによる「Alice in “Wa” nderland」では、まるで自分がミニチュア化したような不思議な体験ができます。
巨大な花に囲まれて撮影してみてはいかがでしょうか。
フォトジェニックな一枚が撮れること間違いなし。
展覧会の感想とともに、SNSで発信してみてはいかがでしょうか。
文化財「百段階段」で楽しむミニチュアの世界。
オンライン限定チケットで、「ペア・トリオ・カルテット入場券」も販売されています。
こちらのチケットは、人数が増えるごとにお得になる入場券。グループで鑑賞をしたい方にはオススメです。
・ペア(2名)3,000円(1名あたり:1,500円)
・トリオ(3名)4,350円(1名あたり:1,450円)
・カルテット(4名)5,600円(1名あたり:1,400円)
チケット販売に関する詳しい情報は、展覧会公式サイトをご確認ください。