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2025年8月14日
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つくるよろこび 生きるためのDIY/東京都美術館
“あるもの”を活かして人がつくる、DIY(Do It Yourself/自分でやってみる)。
自分で作るって、ちょっとワクワクしませんか?
東京都美術館にて、「つくるよろこび 生きるためのDIY」が10月8日(水)まで開催中です。
本展では、DIYの手法や考え方に関心を寄せる、5組の現代作家と2組の建築家を紹介。
夏休み中の高校生や大学生はもちろん、ものづくりが好きな方にもぴったりな展覧会となっています。
本展では、DIYをテーマに「つくるよろこび」、そして「生きること」について考える展覧会です。
章ごとに異なる作家や建築家のさまざまな手法にも注目です。
第1章では、若木くるみの作品を紹介しています。
空き缶やアジの干物といった、身近な素材を再利用した版画作品を制作する若木。
中でも印象的だったのは、22年間使い続けた冷蔵庫を元にした版画です。
長年の相棒をアートに変える創造力からは、ものづくりの楽しさが感じられます。
ユーモラスな作品に囲まれていると、「私の部屋にあるものもアートにできるかも?」なんて想像が膨らむかもしれません。
第2章では、時間の積み重ねを形にした、瀬尾夏美と野口健吾の作品を紹介します。
それぞれのものづくりの記憶から「暮らしと再生の物語」が浮かび上がります。
瀬尾は、東日本大震災の被災地で営まれてきた再生のプロセスを描き続けています。
年ごとにまとめられた作品からは、失われたものをつなぎ直し、暮らしを紡いでいくようすが分かります。
野口は、都市の片隅で暮らす人びとの「庵(いおり)」にカメラを向け続けてきました。
本展では《庵の人々》シリーズが展示されています。
ある時は同じ笑顔に再会したり、またある時は空き地になっていたり。10年以上にわたり同じ人物を訪ね続けた写真からは、年月の重みや人の営みが伝わってきます。
台風などですべてが失われても、また手作業で一から作り直す姿に、DIYが“生き抜く知恵”であることを痛感します。
地下2階の大きな展示フロアを活かした第3章。
久村卓とダンヒル&オブライエンそれぞれの作家の創作プロセスに焦点を当てた作品を紹介しています。
久村の展示空間には、軽やかさを追求する中で生まれた、手仕事感あふれる作品がたくさん。
シャツに身近な素材で刺繍やアップリケを施した作品からは、「着られる彫刻」「つくるよろこび」を感じることができます。
織物BAR *事前予約制
会期中は、来場者が自由に素材を選び、織物を楽しめる「織物BAR*」も実施。
イスの座面には東京都美術館のカーテンが再利用され、美術館で「つくるよろこび」が体験できます。
大きなフロアを大胆に使用したダンヒル&オブライエンは、来日時、この空間に圧倒されたといいます。
そして、日本とイギリスの物理的な距離も意識した彼らは、ロンドンでの制作プロセスをそのまま美術館に持ち込める方法を模索。
その中で、自宅を原寸大で展示室に再現するというアイデアにたどり着きました。
彼らのロンドンのスタジオが、そのまま美術館に現れたような臨場感があります。
伊藤聡宏設計考作所とスタジオメガネ建築設計事務所による「DIYステーション」では、来場者一人ひとりが「つくるよろこび」について考えることができます。
ここではさまざまな作品体験を楽しむことができますよ。
柱に用紙を置き、墨の塊で凹凸を刷りとる体験。
優しく刷るのではなく、紙をしっかり押さえて強く刷るのがコツです。
そうすると、写真のようにくっきりと凹凸を刷りとることができます。
柱にある凹凸を2つ以上重ねて作る方もいるのだとか。自分なりのたのしみ方も見つけてみてくださいね。
西暦が書かれた冊子がずらり。自分が11歳だったころの年を選んで、思い出してみませんか?
多感な時期である15歳、または大人の仲間入りである20歳などは印象深いですが、「11歳」と聞かれてその当時の記憶をすぐに思い出せるでしょうか?
その記憶を思い出して、今の自分の価値観に入れるのもDIYと言えるのかもしれません。
会場には、その当時の記憶や経験、気持ちを書くふせんも用意されています。
年表があるので、自分が11歳だったころ、あるいは、これから11歳になる人は「なったらやりたいこと」を書いて貼ってみましょう。
また本展では、作品体験をサポートしてくれる展覧会ファシリテーター「つくるん」がいます。
ひとりでふらりと来ても、つくるんと一緒に展覧会を楽しむことができますよ。
本展の公式図録はキット形式で、展示を振り返りながら、自宅でDIYのアイデアを膨らませるのにぴったり。
ダンヒル&オブライエン提案のプレゼント(粘土)が同梱されており、本展での体験を形にして残すことができます。
さらに、ダンヒル&オブライエンの提案で、ハッシュタグ「#diyclayworks」をつけてインスタグラムに投稿することが推奨されています。
もしかしたら、彼らから“いいね”が来るかもしれません。
作品と一緒にメモやスケッチ、図なども添えてぜひ共有してみましょう。
「生きることは、つくること」。
DIY作品を通して伝わってくるのは、「日常とアートの境界線のなさ」です。
あなたなら、この展覧会でどんな“つくるよろこび”を見つけるでしょうか?
本展は写真撮影OKです(ただし、動画撮影は不可)
本展のチケットを「5組10名様」にプレゼント!
〆切は2025年8月23日まで。
※当選は発送をもって代えさせていただきます。