楳図かずお大美術展／東京シティビュー

1月28日開幕の「楳図かずお大美術展」。本展の最新情報を一挙紹介

2021年12月27日

最新の展示の見どころや、展覧会グッズ情報など！楳図かずおワールドが楽しむ情報が目白押し

東京シティビュー（六本木ヒルズ森タワー52 階）にて、2022年1月28日から「楳図かずお大美術展」が開催されます。

©楳図かずお

『へび少女』『猫目小僧』などのヒット作により、“ホラーまんがの神様”と呼ばれている、楳図かずお（1936-）。

本展では、そんな楳図かずおの「比類なき芸術性」にスポットを当て、代表作のほか、気鋭のアーティストらとともに「楳図かずおの世界」を表現する、今までにない展覧会です。

今回は、注目のアート・ユニット「エキソニモ」によるインスタレーションや、展覧会限定のコラボグッズなどの最新情報を紹介します。

※展覧会詳細はこちら

『わたしは真悟』をテーマにしたインスタレーション

本展の冒頭では、注目のアート・ユニット「エキソニモ」による『わたしは真悟』をテーマにしたインスタレーションを展示します。

『わたしは真悟』とは、『ビッグコミックスピリッツ』で1982～1986年連載されていた、楳図かずおのSF長編マンガです。

©楳図かずお/小学館

‘80年代に描かれた本作は、コンピュータ・ネットワークが拡大した現在のニューエイジ感覚を、楳図が無意識の内に予知し、表現していたかのよう！

緻密に描かれた絵画のような作風の見事さや、コンピュータ社会への警告など、あらためて評価されるべき作品といえます。

そんな本作をテーマとした「エキソニモ」によるインスタレーションは、大量のケーブルが山積する空間に設置された多数のモニターから、『わたしは真悟』の作中場面が映し出されます。

©エキソニモ ©楳図かずお/小学館

さらにガラスの向こうには、悟と真鈴が頂上から救助ヘリに飛び移った東京タワーが視界に入るという、圧巻の展示空間が広がります。

常に時代の先端技術に対峙してきたエキソニモのインスタレーションは、楳図かずおの持つ予見性に対するオマージュと言えるのかもしれません。

前売りチケット情報

前売りチケット【入場日時指定券】

本展をお得に鑑賞できる前売りチケットの第一期販売を、ローソンチケットで販売中です。
第一期：1/28（金）～2/13（日）入館分
※前売料金での販売は、12/18（土）10:00～1/27（木）23:59まで。1/28（金）0:00 以降は当日料金での販売となります。
※第二期（2/14（月）～）の販売については決まり次第、展覧会公式サイトにて発表。

【前売りチケット料金（税込）】
一般 2,000円、学生(高校・大学生)1,300円、子ども（4歳～中学生）700円、シニア（65 歳以上）1,600円
※4歳未満は無料
※屋内展望台入館料を含む