片平孝写真展「塩の旅 ~地球の塩の現場に立つ~」/たばこと塩の博物館

地球上の多彩な「塩」の姿を紹介【たばこと塩の博物館】

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2026年2月5日

地球上の多彩な「塩」の姿を紹介【たばこと塩の博物館】

たばこと塩の博物館にて、片平孝写真展「塩の旅 ~地球の塩の現場に立つ~」が開催中です。

写真家・片平孝(1943-2025)は、1970年代初頭からアフリカを皮切りに、世界各地の塩湖・塩原・岩塩坑・天日塩田などを取材し、日本とは大きく異なる世界の塩事情を伝える作品を多く発表してきました。

本展では、約80点の作品を通して多彩な「地球の塩」の姿を紹介します。

「塩の現場」を撮り続けた
写真家・片平孝

片平孝は、地球が生み出す景観に魅せられて、海抜以下の灼熱の砂漠から極寒の雪山まで、その現場に立ち続けた写真家です。

「砂丘を越えるハウサ族の塩キャラバン(ニジェール)」は、片平を代表する1枚といえる作品。

砂漠の撮影を目的に訪ねたサハラで塩キャラバンと出会い、命がけでも運ばなけれならない「塩」の大切さに気付きました。

以降、塩の姿や人びととの暮らしとの関わりを求めて世界中を旅し続けました。

世界中の美しい「塩」の景色

本展では、片平が世界各地の「塩の現場」で撮影した作品約80点を8つのコーナーで紹介します。

「死海」は、アラビア半島の付け根、紅海のすぐ北にある塩の湖です。

死海の水には多種多様な塩類が溶け込んでいます。

そのため、皮膚炎やリュウマチ、関節痛、美容などに効果があるとされており、温泉のような効能を求めて、長期滞在する場所となっています。

水の上に浮かんで新聞や本を読むのは、死海に訪れたら体験してみたい楽しみ方のひとつ。

優雅な光景ですが、浮力が大きすぎてバランスが取りにくいのだとか。油断しているとひっくり返って、苦い水を浴びることにも・・・。

雪原に見えますが、この白い地面はすべて「塩」です。

ボリビア南西のアンデス山脈にある世界最大の塩湖であるウユニ塩湖。

「塩湖」と呼ばれていますが、雨季以外は干上がっているため、学術的には湖ではなく「塩原」に分類されています。

ほとんど野生動物を見ることができない独特な環境ですが、フラミンゴが生息しています。

一斉に走り出すフラミンゴのひなを捉えた作品も展示。

天敵からひなを守るために、親鳥は干上がった塩湖で子育てをします。

まとめ

50年にわたる写真家活動で、片平は「塩」以外にも「星」「砂」「雪」についての作品も多く残しました。

片平が残した、日本に住む私たちが想像すらしないような多彩な「地球の塩」の姿を、ぜひ展示室で体感してみてください。

片平孝写真集「塩の旅 地球の塩の現場に立つ」2,860円(税込)

館内のミュージアムショップでは、「片平孝写真集 塩の旅 地球の塩の現場に立つ」も販売。

展覧会と同名ですが、こちらは図録としてではなく「写真集」として2025年春に刊行されました。

展覧会とは異なる写真を多く収録した、片平孝と博物館が一緒に作った最初で最後の写真集です。
こちらもおすすめです。

しおちょこ 810円(税込)

また奥能登の塩を使った人気商品「しおちょこ」も販売。

バレンタインデーやホワイトデーにぴったりな商品です。

岩塩なども販売しているので、ミュージアムショップもお見逃しなく。

Exhibition Information