塩田千春の作品から他者との「つながり」を考える。圧巻のインスタレーションに注目
2024年10月3日
5月12日より、岡本太郎美術館の常設展「太郎の創造展―創らなければ、世界はあまりにも退屈だ」が始まります。
《マラソン》を描く岡本太郎
岡本太郎の絵画と聞くと、エネルギーにあふれる勢いのある筆づかいを想像される方も多いのではないでしょうか?
即興で描いているようにも見える作品がたくさん残されていますが、じつは下書き(ドローイング)をしっかり描いてから制作しています。
《天空に我あり》ドローイング 1965年
《天空に我あり》1967年
本展は、岡本太郎の作品の制作過程をテーマに、人となりや芸術観、技法にふれながら、ドローイングや絵画、立体作品などをご紹介します。
サブタイトルの「創らなければ、世界はあまりにも退屈だ」(芸術と遊び―危機の接点『原色の呪文 現代の芸術精神』講談社)は、岡本自身による問い “どうして芸術なんかやるのか” の答えとなった言葉です。
展示を通して、作品づくりに没頭する楽しさを感じとってみましょう。
※会期中は一部展示替えがあります。
※油彩《マラソン》は、6月7日からの展示を予定しています。
《マラソン》1964年
常設展「太郎の創造展―創らなければ、世界はあまりにも退屈だ」
会期:2022年5月12日(木)~2022年8月31日(水)
開館時間:9:30-17:00(入館16:30まで)
休館日:月曜日(7月18日を除く)、7月19日(火)、8月12日(金)
観覧料:
●5月12日(木)~5月15日(日) ※企画展とのセット料金
一般700(560)円、高・大学生・65 歳以上500(400)円
●5月17日(火)~6月24日(金)、8月30日(火)・31日(水) ※常設展のみ開催
一般500(400)円、高・大学生・65 歳以上300(240)円
●6月25日(土)~8月28日(日) ※企画展とのセット料金
一般1.000(800)円、高・大学生・65 歳以上800(640)円
※( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下は無料
※企画展「小松美羽展 岡本太郎に挑む―霊性とマンダラ」6月25日(土)~8月28日(日)の会期中は、事前予約制となります。詳しくは岡本太郎美術館ホームページにてお知らせいたします。