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2024年11月1日
美味しくてすごい生き物展~美食奇食珍食生物図鑑~/サンシャインシティ
サンシャイン水族館では現在、特別展「美味しくてすごい生き物展~美食奇食珍食生物図鑑~」が開催中です。
私たちにとって必要不可欠であり、娯楽ともいえる“食”をテーマとした本展。2022年3月18日から7月10日までの開催期間を延長し、7月14日から展示内容の一部を変更して「延長戦」として11月6日まで開催します。
ここではパワーアップした内容と一緒に、本展の見どころを一挙ご紹介します♪
毎日の生活の中で欠かせない「食事」。私たち人間は、海の幸・山の幸と呼ばれるさまざまな生き物たちの「命」をいただいて生きています。
サンシャイン水族館で開催中の本展では、意外と知られていないあの食品に使われている生き物や、何も知らずに食べると危険な生き物、普段は食べる機会がないような珍食について、エピソードとともに、実際に生き物を展示します。
最初のコーナーでは、「プライドフィッシュ」について紹介されています。
皆さんは「プライドフィッシュ」という言葉をご存じでしょうか。プライドフィッシュは、魚の本当のおいしさをもっとたくさんの人に知ってもらうために、JF全漁連の漁師が自信を持って勧める魚のことです。
プライドフィッシュの選定基準は、魚だけではなく、海藻や貝類を含む魚介藻類全般が対象とのこと。水揚げ量や金額の大小関係なく、漁師が本当においしいと思う魚が選ばれています。中には、全国的に注目されていない地元ならではの魚や、養殖魚も含まれています。
本展では、47都道府県のプライドフィッシュをパネルで紹介。東京のプライドフィッシュは、大島で獲れる「トコブシ」という貝などが、プライドフィッシュに選ばれていますよ。
7月14日からの延長戦では、「シラヒゲウニ」や「イシワケイソギンチャク」「ナマズ」などの生き物を、エピソードを交えた解説とともに展示します。
今回新たに追加された「シラヒゲウニ」は、沖縄県や鹿児島県などで食べられているウニです。名前の通り、白いヒゲのようなトゲが特徴です。
近年SDGsの観点からも注目される昆虫食についても生物展示をしています。ここでは実際に、サンシャイン水族館のスタッフたちによる実食レポートもあわせて紹介されていますよ。どんな味なのか細かく書かれているので必見です◎
延長戦の昆虫食のコーナーでは、新たにトノサマバッタが仲間入り。トノサマバッタは私たちが食べないイネ科植物の葉を食べることから、人間と競合しないサスティナブルな食材として注目されています。
スタッフの食レポによれば、素揚げが一番おいしいのだそう!エビのような香ばしい味はお酒のおつまみにピッタリだといいます◎
「昆虫食ってどんなものなのだろう?」と気になる方は、コオロギやタガメなどを使った商品が楽しめる昆虫食自動販売機で、実際に食べてみてはいかがでしょうか。
スフマート編集部は、昆虫食自動販売機の売れ筋商品のひとつ「タガメサイダー」(600円)を購入してみました。
特別展内でタガメの標本の匂いを嗅いだとき甘い香りがして気になったので、味も確かめてみようと思います!
タガメエキスが0.3%入った本品。フタを開けるとリンゴのような香りがしました。気になる味は・・・アップルソーダそのもの!キンキンに冷やして氷を入れたグラスで飲むと、とってもおいしいですよ◎
私たちが生きていく上で欠かせない「食」について、生き物たちの観点から紹介する本展。
生き物を知ることで、私たちが知らなかった食の世界に触れることができました。夏休みの自由研究のテーマにピッタリな展覧会です。ぜひ家族で本展を楽しんでみては?