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クロード・モネの世界にひたる。日本初公開作品を含む〈睡蓮〉などを堪能【国立西洋美術館】
2024年11月1日
企画展示「クマのプーさん」展/PLAY! MUSEUM
1926年、イギリス人作家のA.A.ミルンが描いた子供向けのお話である『クマのプーさん(Winnie-the-Pooh)』。少年クリストファー・ロビンのクマのぬいぐるみプーと仲間たちが過ごす日常が、E.H.シェパードの挿画を交えてつづられています。
PLAY! MUSEUMでは現在、クマのプーさんの物語世界をたどる没入型の展覧会が開催中です。
本展では、シェパードが出版社のE.P.Dutton(ダットン社)のために、1950~60年代に描いた貴重な原画約100点をミルンのことばと一緒に紹介します。
※展覧会詳細はこちら
本展は、「クマのプーさん」をはじめイギリスの児童文学に造詣の深い、聖心女子大学教授の安達まみさんが監修に入り、知っているようで知らないプーさんのことを解き明かします。
物語を生んだシェパードとミルン、プーや親友のピグレットなどのキャラクターのほか、日本語版を誕生させた作家の石井桃子や吉野源三郎などについてを「AからZ」のアルファベット26項目に絞って紹介。それぞれの項目には、安達教授による解説に加え、写真やパネルなどのほか、物語にちなんだアイテムなどが展示されています。
これらの展示から、1926年に生まれた「クマのプーさん」が今もなお世界中で愛され続けている秘密に迫ります♪
PLAY! MUSEUMの名物でもある渦巻き状の展示室が、物語の舞台である「百町森(100エーカーの森)」に大変身!草木や風、水をイメージした楽しい展示空間になっています。
ここでは、シェパードが1950~60年代にダットン社のために描いた貴重な原画約100点を展示。PLAY!に集結した原画は、ほとんど表舞台に出ることなく保存されていたのだそう。そのため原画の状態は非常に良く、まるでつい最近描かれたように色もきれいに残っています。
イングランド南部のアッシュダウンの森は、プーさんの物語の舞台となった場所です。この森は作者ミルンが幼いころ、家族で週末や休暇を過ごした場所でもあります。
本展では、アッシュダウンの森を体験できる映像インスタレーションを展示します。撮り下ろしの美しい映像が映し出された複数のスクリーンと、小鳥のさえずりや川のせせらぎ、かすかに香ってくる森の香りなどが楽しめる特別な空間を楽しむことができますよ!
PLAY! SHOPとPLAY! CAFEでは、会場限定のグッズやオリジナルメニューが楽しめます。
PLAY! CAFEでは、プーさんたちの暮らすイギリスをテーマにしたメニューを展開。オープンサンドなどフードやデザートが楽しめます。イギリスを代表する料理のひとつであるフィッシュ&チップスも!お子さんと一緒に来たお父さんは、こちらとイギリスのエールで一休みもできますよ◎
1926年に生まれ、今もなお世界中の人びとに愛され続けている「クマのプーさん」の物語を辿る本展。
PLAY!での展覧会終了後、本展は名古屋市美術館へ巡回が予定されています。開催は立川と名古屋のみで、追加はないとのこと。お近くの方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
なお、本展は事前予約の日時指定制を導入します。詳しいチケット情報は公式サイトをご確認ください。
本展のチケットを「5組10名様」にプレゼント!
〆切は2022年8月15日まで。
※当選は発送をもって代えさせていただきます。