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2024年11月1日
兵馬俑と古代中国 ~秦漢文明の遺産~/上野の森美術館
兵士や馬の俑、その数およそ8000体の埋蔵が推定される始皇帝陵の兵馬俑坑(へいばようこう)。
戦国、漢時代を含めた総計36体の兵馬俑が一堂に会する展覧会が開催中です。
本展では、これまで11体しか確認されていない希少な将軍俑から、日本初公開となる1点も展示。また、日本初公開、中国国家一級文物(国宝級を指す中国国内の区分)を多数含む貴重な文物約200点が集結します。
紀元前770年、周王朝は洛陽に遷都しましたが、次第にその権威は失われ、各地で有力な諸侯が独立していく激動の時代に入っていきました。これが、約550年続いた春秋戦国時代です。
紀元前221年になると、秦の始皇帝がついにこの戦乱を終結させ、史上初めて中国大陸に強大な統一王朝を打ち立てました。この王朝は十数年のうちに滅亡してしまいましたが、始皇帝の墓に眠る兵馬俑や、万里の長城といった数多くの遺物は、当時の絶大な国力を現代に伝えています。
そして紀元前202年、漢の劉邦が西楚の項羽を破って再び中国を統一。漢王朝は、古代中国における一つの黄金時代といわれています。この二国の治世は、中国の基礎を確立した時代として今に知られています。
本展では、秦漢両王朝の中心地域であった陝西省の出土品を中心に、日本初公開となる貴重な文物を多数展示。日中国交正常化から50周年を数える2022年、古代中国の知られざる秘密が明かされます。
1974年、西安郊外の秦始皇帝陵墓付近で歴史的な発見がありました。そこには、一体一体違う顔をした等身大の人間の像が、おびただしく埋められていたのです。
本展では、この世界的に有名な始皇帝の遺物をはじめ、戦国、漢時代を含めた総計36体の兵馬俑が一堂に会します。日中国交正常化50周年だからこそ実現した、破格のスケールの展示をお楽しみください。
現在の中国の礎を確立した、秦・漢両帝国の中心地域・関中(現在の陝西省)。本展では、中国の陝西省文物局の全面的な協力のもと、同地の出土品を中心とする約200点(兵馬俑36点含む)を展覧します。
一級文物(国宝級を指す中国国内の区分)から、最新の発掘調査による出土品まで。日本初公開を多数含む貴重な文物をお見逃しなく。
日本初公開の作品も多く展示され、古代中国の歴史ファンにはたまらない展覧会となっています。
また、本展は春秋戦国時代の秦王朝を描いた大人気漫画「キングダム」とのコラボも見どころです!同作に登場する歴史上の人物・場所や武具・装飾品等と、本展の出品物を照らし合わせることで、古代中国への理解をいっそう深めていただくパネル展示コーナーがあります。こちらもお見逃しなく。