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生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ

棟方志功 《八甲田山麓図》1924年、青森県立美術館

棟方志功 《門舞男女神人頌》「木花之佐久夜妃」1941年、個人蔵

棟方志功《ホイットマン詩集抜粋の柵》「Perfections」1959年(1961年摺)、棟方志功記念館蔵

棟方志功 《飛神の柵》1968年、棟方志功記念館

棟方志功《幾利壽當頌耶蘇十二使徒屛風》1953年、五島美術館蔵

ヴェネチア・ビエンナーレでの受賞をはじめ、「世界のムナカタ」として国際的な評価を得た版画家・棟方志功(1903-1975)。一心不乱に版木に向かう棟方の姿は多くの人々の記憶に刻み込まれています。棟方が居住し、あるいは創作の拠点とした青森、東京、富山の三つの地域は、棟方の芸術の形成に大きな影響を与えました。

棟方の生誕120年を記念し、棟方と富山、青森、東京の各地域の関わりを軸に、板画はんが((自作木版画の呼称)、倭画やまとが(自作肉筆画の呼称)、油画あぶらが(といたた様々な領域を横断しながら、本の装幀や挿絵、包装紙などの商業デザイン、映画・テレビ・ラジオ出演にいたるまで、時代特有の「メディア」を縦横無尽に駆け抜けた棟方の多岐にわたる活動を紹介し、棟方志功とはいかなる芸術家であたたのかを再考します。

掌サイズの絵葉書から、公共の建築空間の大壁画まで、「板画」の可能性を広げ、様々なメディアを通じて「世界のムナカタ」が社会現象になるまでの道程─「メイキング・オブ・ムナカタ」を辿る大回顧展です。

Event Information

展覧会名
生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ
開催期間
2023年10月6日~12月3日 終了しました
開館時間
10:00~17:00
(金・土曜日は20:00まで)
休館日
月曜日 (ただし10月9日は開館)、10月10日
入館料

一般 1,800(1,600)円、大学生 1,200(1,000)円、高校生 700(500)円
※いずれも消費税込。
※( )内は前売および20名以上の団体料金。
※前売券は8月22日~10月5日までの期間限定販売。
※中学生以下、障がい者手帳をご提示の方とその付添者(1名)は無料。
それぞれ入館の際、学生証等の年齢がわかるもの、障がい者手帳等をご提示ください。
※本展の観覧料で入館当日に限り、同時開催の所蔵作品展「MOMATコレクション」もご覧いただけます。

公式サイト
https://www.munakata-shiko2023.jp
お問い合わせ

050-5541-8600 (ハローダイヤル)

Venue Information

会場
東京国立近代美術館 1F 企画展ギャラリー
主催
東京国立近代美術館、NHK、NHKプロモーション、東京新聞
巡回情報

青森展
会場:青森県立美術館
会期:2023年7月29日~9月24日