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アブソリュート・チェアーズ 現代美術のなかの椅子なるもの

宮永愛子《waiting for awakening -chair-》2017年 撮影:木奥恵三 ©MIYANAGA Aiko Courtesy of Mizuma Art Gallery

ローザス《Re: ローザス!》2013-2024年(継続中)、アンネ・ファン・アールスホットによる《Re: ローザス!》ワークショップ「マリア・ボードシャプ・リセウム(MABO)が《ローザス・ダンス・ローザス》を踊る」カーイテアター、ブリュッセル、2013年
©Anne Van Aerschot Courtesy of Rosas

ミシェル・ドゥ・ブロワン《樹状細胞》2024年

椅子の機能は、座る姿勢を支えるというだけにとどまりません。権威の象徴として表されることもあれば、安楽や拘束のための道具となることもあり、また複数が寄り集まることでコミュニケーションの場を生み出すこともある椅子。椅子は多くのデザイナーや建築家の創造性を喚起する究極のテーマであると同時に、アーティストにとっても魅力的なモチーフとなってきました。アーティストたちは椅子と結びつく多様なイメージをとらえ、作品を通じて社会の中の不和や矛盾、個人的な記憶や他者との関係性などを浮かび上がらせてきました。現代美術における椅子は、日常で使う椅子にはない極端なあり方、逸脱したあり方によって、私たちの思考に揺さぶりをかけます。

本展では、こういった作品を「アブソリュート(絶対的・究極的)」な椅子と呼ぶことにして、主に戦後から現代までの平面・立体・写真・映像・ダンスなど幅広いジャンルの作品約80点における「椅子なるもの」の表現に着目し、椅子という身近な存在から社会や人間の有り様を考察します。

Event Information

展覧会名
アブソリュート・チェアーズ 現代美術のなかの椅子なるもの
開催期間
2024年7月18日~9月23日 終了しました
開館時間
10:00~18:00
※金曜日は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで
休館日
月曜日 (ただし8月12日[月・振休]、9月16日[月・祝]、9月23日[月・振休]は開館)、8月13日(火)、9月17日(火)
入館料

⼀般1,500(1,300)円
⾼校・⼤学⽣1,300(1,100)円
中学⽣以下無料
[購入場所]中日新聞販売店、Boo-Woo(ブーウー)チケット、ローソンチケット、チケットぴあ、主要プレイガイド、愛知県美術館チケット売場(当日券のみ)
※( )内は前売券および20 名以上の団体料⾦です。
※左記料金で本展会期中に限りコレクション展もご覧になれます。
※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳(愛護手帳)、特定医療費受給者証(指定難病)のいずれかをお持ちの方は、各券種の半額でご観覧いただけます。また付き添いの方は、各種手帳(「第1種」もしくは「1級」)または特定医療費受給者証(指定難病)をお持ちの場合、いずれも1名まで各券種の半額でご観覧いただけます。チケットをお買い求めいただき、当日会場で各種手帳(ミライロID可)または特定医療費受給者証(指定難病)をご提示ください。付き添いの方はお申し出ください。
※学生の方は当日会場で学生証をご提示ください。

公式サイト
https://www-art.aac.pref.aichi.jp/
お問い合わせ

052-971-5511

Venue Information

会場
愛知県美術館
主催
愛知県美術館、中日新聞社