これから開催

特集展示「稲作民俗事始め ―米をつくる技術、米がつくる文化―」

『大阪府写真帖』より「生駒山」 大正3年(1914)
大阪歴史博物館蔵(柴垣和夫氏寄贈)

『大阪府民具図録』 昭和14年(1939)
大阪歴史博物館蔵

踏車 明治19年(1886)
大阪歴史博物館蔵(岡本俊二氏寄贈)

【大阪府指定有形民俗文化財】次郎坊人形 江戸時代 杭全神社蔵

牛の藪入り幟 昭和8年(1933)
大阪歴史博物館蔵(羽間平安氏寄贈

鏡餅、お花見、福箕、稲荷神社など、稲作の文化から派生した風習や信仰は、いまも私たちの生活に息づいています。これは、稲作が日本人にとって基本的な生業(せいぎょう)であったことを意味します。このことは、農具の改良や新たな農法の導入など、米作りをめぐる技術革新の歴史からもわかります。稲作にまつわる民俗は、まるでたわわに実る稲穂のように豊かな様相をみせます。

本展示では、近年の民俗学研究を振り返りながら、農具を中心とした技術伝承や農耕儀礼、穀霊(こくれい)信仰に関わる資料を紹介し、人びとがどのように稲作に向き合ってきたのかについてたどります。
みなさまにとって、本展示が稲作とその文化について振り返る「事始め」となることを願っています。

Event Information

展覧会名
特集展示「稲作民俗事始め ―米をつくる技術、米がつくる文化―」
開催期間
2024年12月25日~2025年2月17日
開館時間
09:30~17:00
※入館は閉館30分前まで
休館日
火曜日 (ただし2月11日は開館)、2月12日
年末年始:12月28日~1月4日
入館料

【常設展示観覧料でご覧になれます】
大人600円(540円)、高校生・大学生400円(360円)

※( )内は20名以上の団体割引料金
※中学生以下・大阪市内在住の65歳以上(要証明証提示)の方、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料

公式サイト
https://www.osakamushis.jp/news/2024/inasaku.html
お問い合わせ

06-6946-5728

Venue Information

会場
大阪歴史博物館
主催
大阪歴史博物館