これから開催

企画展「黒の躍動」

《アドレッサン》(1974)

岡本太郎は原色の絵を描く画家だった。そう考える人が少なくないと思います。
じっさい太郎は強烈な原色で勝負しました。戦後日本で創作活動を再開させたとき、侘び寂びを尊ぶ“灰色の世界”にあえて原色をぶつけることで、日本の美術界を挑発したのです。
ところが1960年代になると、一転して躍動的な“黒”を描きはじめます。梵字にも似た黒の抽象的なモチーフが画面を支配する、暗く不気味な呪術的世界です。

「己れを滅びに導く、というより死に直面させるような方向、黒い道を選ぶのだ」。
太郎にとって黒とは“道”であり、色を超える生き方の象徴だったのでしょう。

本展では、そんな「岡本太郎の黒」をご覧いただくとともに、1961年8月に料亭で描いたと伝えられる3作品の初公開も行います。岡本太郎ならではの「躍動する黒」をどうぞお楽しみください。

<岡本太郎記念館館長 平野暁臣>

Event Information

展覧会名
企画展「黒の躍動」
開催期間
2026年7月17日~11月23日
開館時間
10:00~18:00
(入館は17:30まで)
休館日
火曜日 (祝日の場合は開館)
入館料

一般 900円/大学生・高校生 700円/中学生以下 無料

公式サイト
https://taro-okamoto.or.jp/
お問い合わせ

03-3406-0801

Venue Information