PROMOTION
クロード・モネの世界にひたる。日本初公開作品を含む〈睡蓮〉などを堪能【国立西洋美術館】
2024年11月1日
雨続きで、気分も落ち込みやすい6月。そんな時は、美術館でアート鑑賞はいかがでしょうか?
現在、大阪と京都で開催中の2つの展覧会を、スフマート編集部がピックアップ♪
その無料鑑賞券を抽選で「5組10名様」にプレゼントします。
木下佳通代(きのしたかずよ、1939–1994)は神戸を拠点に活躍した、関西の戦後美術を代表する美術家のひとりです。
病魔にむしばまれながらも「描きたい、描きたい、時間が欲しい」と制作を続けた木下は94年に55歳の若さで亡くなります。
約30年間の作家活動で制作されたとされる1200点以上の作品は、関西各地の美術館などにコレクションされています。
そのため国内で作品を展示されることはありましたが注目される機会は限られていました。2015年に海外の展覧会に出品されたことを契機に、現在海外でも再び注目を浴び始めています。
本展は国内の美術館では初めての個展、そして作家 木下佳通代の過去最大規模の展覧会です。
本展では彼女の初期の作品や代表作、そして燃え尽きる命を思わせる絶筆に至る木下の活動を一挙に紹介します。
マス・コミュニケーション時代が到来した戦後の日本では、印刷技術の飛躍的な発展とともに美術と大衆文化の結びつきが一層強まり、複製メディアによる表現が関心を集めました。印刷/版画/グラフィックデザインという領域は近接し重なり合いながらも決定的なズレのある、まるで〈断層〉のような関係性であり、その断層の意味を積極的にとらえ直して自在に接続したり、あるいはその差異を強調するようなさまざまな実践が展開されていきました。
その舞台の一つとなったのが「東京国際版画ビエンナーレ展」です。同展は世界各国から作品を集めた国際的な規模の版画展で、1957年から1979年まで東京国立近代美術館、京都国立近代美術館などを会場に全11回が開催され、当時の気鋭の版画家やデザイナーの活躍の場となりました。とりわけ関西では、「デモクラート美術家協会」出身の作家たちを先駆として「版画概念の拡張」を探究する独自の方向性が生まれ、同時代の美術動向とも共鳴しながら展開していきました。
本展は東京国際版画ビエンナーレ展の出品作家を中心に、同時代の多様な視覚表現のなかに交錯した版画とグラフィックデザインの様相を通して、印刷技術がもたらした可能性とその今日的意義を改めて検証します。
雨でも楽しめる2つの展覧会。
この機会にぜひ応募してみてくださいね♪
【無料観覧券が当選した方へ】
無料観覧券をお持ちの場合でも、日時指定予約が必要な展覧会では、別途各展覧会のチケット購入ページより、日時指定予約のお申し込みが必要な場合があります。
必ず各展覧会の公式サイトで、入館方法をご確認いただいてからご来場下さい。
別の券種をお持ちの方は、日時指定予約の必要の有無が変わる場合がありますのでご注意下さい。