ミュージアムのミステリー/兵庫県立美術館

マスコットと一緒にミステリーを楽しもう!【兵庫県立美術館】 

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2026年6月15日

マスコットと一緒にミステリーを楽しもう!【兵庫県立美術館】 

兵庫県立美術館にて、県内7館のミュージアムから「ミステリー」をテーマに集められた作品や資料を観ることができる展覧会が開催中です。

7館をイメージして作られたマスコットと共に、美術館と博物館それぞれのミステリアスなものを楽しみながら観ていきましょう♪

「ミュージアムのミステリー」展とは?

全国でも有数のミュージアム県である兵庫県は、昔は異なる5つの国に分かれていました。

「摂津・播磨・但馬・丹波・淡路」の五国は、約150年前に「兵庫県」として1つになりましたが、それぞれの地域の気候や歴史・文化の異なりが残るユニークな県です。

本展は県内207館あるミュージアムの中から7館がタッグを組み、五国の「ミステリー」を感じるユニークな品々が集められています。

*本展に参加の7館と所在地
・兵庫県立歴史博物館(姫路市)
・兵庫県立人と自然の博物館(三田市)
・兵庫県立考古博物館(加古郡播磨町)と加西分館 古代鏡展示館 (加西市)
・兵庫陶芸美術館(丹波篠山市)
・横尾忠則現代美術館(神戸市)
・兵庫県立美術館(神戸市)

本展について解説する遊免学芸員

7館をイメージして作られた特別マスコットの「みらるん」「ミッケル」「どっしりん」「ルドるん」「三ツ山先生」「わいやん」「とりはにぃ」達が展示室のところどころにいるので、楽しみながら作品を観ることができます。

マスコットといっしょに探検して進んでいくことができる「探検ワークシート」もあるので、夏休みの自由研究におすすめです♪

本展限定マスコットを紹介する遊免学芸員

本展の魅力は、遠くの博物館や美術館まで足を運ばないと観ることができない作品や資料を一堂に観ることができるところ。

こちらは「兵庫県立人と自然の博物館」から来たタヌキとキツネの剥製(はくせい)です。

タヌキは昔話で「化け狸」として登場したり、キツネは稲荷神社で神様の使いとして、また妖怪「九尾の狐」にもなるミステリアスな生き物です。

(左)ホンドキツネ(剥製) Vulpes vulpes japonica 兵庫県立人と自然の博物館/(右)タヌキ(剥製) Nyctereutes viverrinus 兵庫県立人と自然の博物館

神農絵巻 江戸時代(19世紀)紙本着彩 25.8 × 931cm 兵庫県立歴史博物館

こちらの絵巻物は子どもに大人気!

農業と薬の神様の「神農(しんのう)どの」が、人びとを困らせていた妖怪を”おなら”で退治するお話なんだとか。

姫路市にある「兵庫県立歴史博物館」まで行かないと観ることができない貴重な作品です。

「不思議」と「謎」のミステリー

第三章「不思議」展示風景(部分)

この部屋では、現実ではみたことがないような状態のものや、謎に満ちた作品を観ることができます。

壁から出てくる犬や、どうバランスを保っているのかわからない大きな四角がふたつ立っている物体、何の素材でできているか分からない一見ゴミのように見える「やきもの」などが展示されています。

謎の「やかん」もあるのですが、その中身は一体なんなのでしょう。

www . c o m 大岩オスカール 平成15年(2003)年 兵庫県立美術館 ©Oscar Oiwa Studio

こちらの絵、吊り下げられている肉が何かの形に見えませんか?

中央の肉は「イタリア」の形のように見えますね。
でも、その後ろの看板にはNYの「NINTH AVENUE」の看板が・・・

一体この絵はなにを表しているのでしょうか。謎が謎を呼ぶ作品です。

フォルム X C マヌエル・ゴメス・ラーバ 1976年 兵庫県立美術館

これは何でしょうか?

わたしには真ん中の部分が、人間の鼻が集まっているように。また、観る角度によっては惑星のようにも、壊れた電子機器のようにも見えます。

こちらも子どもに人気の作品。あなたは何だと思いますか?

大人も子どもも楽しめる!体験コーナー

本展は大人も子どもも楽しめる「体験と学びのコーナー」も充実しています。

こちらは巨大カメムシ模型の下側に入ることができるコーナー。

嫌〜な匂いを出し、洗濯物の中に入っていたら大変なことになるカメムシですが、知ってみると面白い生き物かも!?

ツヤアオカメムシ(巨大模型)Glaucias subpunctatus 河野 甲 兵庫県立人と自然の博物館

兵庫県立考古博物館の 「土器パズル」を楽しめるコーナーも。

簡単そうに見えるこのパズルですが、なかなか難しく、繊細なバランス感覚が必要です!

隣には大人も楽しめる、兵庫陶芸美術館の「絵皿ぬりえ」もありますよ♪

土器パズル(小)(大) 兵庫県立考古博物館

この広い空間は「工作と絵本のコーナー」。さまざまな材料や画材を使って、自由に作品を作ることができます。

作った作品は美術館に飾ってもよし、持ち帰ってもよし、何度来ても楽しめるコーナーです。

大人が休憩できるソファや、プレイマットが敷かれた絵本コーナーもあるので、未就学児も一緒に楽しむことができます。

工作と絵本のコーナー

ちょっと怖いけど楽しい!?
怪奇コーナー

「怪奇」とは、科学では説明できないような、あやしく不思議なことをいいます。

この怪奇コーナーは、幽霊やおばけ、鬼など怖〜いものがいっぱいのお部屋です。

目の前の「恐竜」なのか「牛」なのかわからない骨と、背後に映る不可解な絵は一体なんなのでしょうか。

第六章「怪奇」展示風景(部分)

謎の骨の後ろにある「畳と蚊帳」の中には、靴を脱いで入ることができます。

中に入って上を見ると・・・そこには何が見えるのか。

ぜひ体験してみてくださいね*!
*怖がりさんや未就学児は、この部屋をとばして出口に出られますのでご安心ください。

人工の幽霊 平成26(2014)年 兵庫県立歴史博物館 *付属品の髑髏(どくろ)はドウノヨシノブ作

こちらは兵庫県立歴史博物館から来た「人工の幽霊」。

リトアニアの美術研究家ユルギス・バルトルシャイティスの本に出てくる、”鏡のしかけ”をモデルに作られているのだとか。

がいこつは、手を伸ばすと触れそうなのに触れない!不思議な展示です。

ミュージアムショップ

本展ミュージアムショップでは、7館の展覧会限定キャラクターがプリントされたオリジナルグッズが一堂に並びます。

近日中にオリジナルのキャラクターシールも店頭に並ぶのだとか!シール好きは見逃せませんね。

館内のカフェとレストランではコラボメニューも展開されるので、鑑賞の前後に立ち寄るのもオススメです♪

「分からない」を面白がる

なんでもAIに聞けばすぐに答えを得られる昨今。

でも、「これってどうなっているんだろう?」「あ!こういうことかも!?」と自身の目でみて考え、自分なりの答えを導き出す瞬間こそが、本当の ” 面白い体験 “なのではないか。

そう気づかせてくれた展覧会でした♪

Exhibition Information