これから開催

花のある暮らし

ボタニカルアートとデザイン

ジョセフ・ダルトン・フッカー、ウォルター・フッド・フィッチ マグノリア・カンベリィ(モクレン科)
 (『ヒマラヤ植物図譜』より) 1855年 Photo © Brain Trust Inc.

ソリダゴ・ストリクタ(キク科)/ ムラサキオグルマ(キク科)/ レダマ(マメ科) (『ニュー・ボタニック・ガーデン』より) 1812年 Photo © Brain Trust Inc.

ピーター・ヘンダーソン ゲットウ(ショウガ科) (『フローラの神殿』より) 1801年 Photo © Shunta Inaguchi

ジョン・ヘンリー・ダール 壁紙 ゴールデンリリー 1899年頃 Photo © Brain Trust Inc.

花の香りに気分が華やいだり、色づく木々に季節の移り変わりを感じたりと、植物は私たちの心に豊かさをもたらしてくれます。さらにたとえば、道端や公園で出会った花の美しさに目をとめて写真を撮ったり、植物図鑑やインターネットで花の名や性質を調べた、そんな経験のある方も多いでしょう。

植物への関心がことのほか高まったのが、18世紀後半のイギリスです。外国の珍しい植物を集めた植物園が作られたり、アマチュアの植物学者も数多く現れました。また、王室から一般市民まで園芸が大きなブームとなるなど、多くの人々の心が植物へと向かったのです。
こうした流行の中で発展したのが、ボタニカルアート、植物画です。図鑑の挿絵など、植物の特徴を正確にリアルに描いた絵で、やがてそれを額に入れて飾るような楽しみも生まれます。さらには、植物図鑑から抜き出した花の絵を、そのまま図柄にした器も人気になりました。そして、19世紀半ばに、植物をモチーフとしたデザインを成熟させたのが、ウィリアム・モリスです。庭の草花の美しさを部屋の中でも味わえるような壁紙を作ろうとしたモリスは、植物をつぶさに観察しつつ、模様が持つ様式美も取り入れることで、オリジナルの植物模様を生み出しました。

現在もイギリスは、ガーデニング文化が深く根付き、また自然環境保護の先進国としても知られています。その始まりが本展でご紹介する「花のある暮らし」です。かつてはヨーロッパの中でも自然環境が厳しく植生の乏しかったイギリスで、人々は花のある暮らしに憧れ、ボタニカルアートを部屋に飾り、草花をモチーフとした器や壁紙で、日常を彩ろうとしたのです。

本展では、イギリスのボタニカルアートを代表する『カーティス・ボタニカル・マガジン』や『フローラの神殿』、さらにダービーやウェッジウッドの食器、ウィリアム・モリスの壁紙やテキスタイルなどおよそ150点で、今日まで続くイギリスの人々の、植物と暮らしとの関わりを紹介します。

Event Information

展覧会名
花のある暮らし
ボタニカルアートとデザイン
開催期間
2026年9月19日~11月29日
開館時間
10:00~17:00
(展示室入室は16:30まで)
休館日
月曜日 (9月21日、10月12日、11月23日は開館)、9月24日、10月13日、11月24日
入館料

一般1000円(800円)、高校生・大学生500円(400円)、小学生・中学生250円(200円)、未就学児無料
※10月10日~10月12日は市民文化の日無料観覧日のため、どなたも無料。当日は混雑が予想されます。混雑時には入場制限を行いますので、あらかじめご了承ください。
※( )内は前売り料金、20名以上の団体割引料金。
※前売り券は、9月18日までセブン-イレブン、ローソン、ミニストップなどで販売。9月6日まで府中市美術館で販売。
※府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」で無料。
※障害者手帳(ミライロID)等をお持ちの方と付き添いの方1名は無料。
※本展観覧料でコレクション展もご覧いただけます。

公式サイト
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/
お問い合わせ
050-5541-8600(ハローダイヤル)

メールでのお問い合わせはこちら

Venue Information

会場
府中市美術館
主催
府中市美術館、東京新聞

Ticket Present

本展のチケットを「5組10名様」にプレゼント!
〆切は2026年9月27日まで。
※当選は発送をもって代えさせていただきます。