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モネ 連作の情景

《昼食》1868-69年 油彩、カンヴァス 231.5×151.5cm シュテーデル美術館
© Städel Museum, Frankfurt am Main

《ルーヴル河岸》1867年頃 油彩、カンヴァス 65.1×92.6cm デン・ハーグ美術館
© Kunstmuseum Den Haag - bequest Mr. and Mrs. G.L.F. Philips-van der Willigen, 1942

《ヴェンティミーリアの眺め》1884年 油彩、カンヴァス 65.1×91.7cm グラスゴー・ライフ・ミュージアム(グラスゴー市議会委託)
© CSG CIC Glasgow Museums Collection. Presented by the Trustees of the Hamilton Bequest, 1943

《睡蓮の池》1918年頃 油彩、カンヴァス 131.0×197.0cm ハッソ・プラットナー・コレクション
© Hasso Plattner Collection

印象派の代表的な画家のひとり、クロード・モネ(1840-1926)は、自然の光と色彩に対する並外れた感覚を持ち、柔らかい色使いとあたたかい光の表現を得意とし、自然の息遣いが感じられる作品を数多く残しました。同じ場所やテーマに注目し、異なる天候、異なる時間、異なる季節を通して一瞬の表情や風の動き、時の移り変わりをカンヴァスに写し取った「連作」は、巨匠モネの画業から切り離して語ることはできません。移ろいゆく景色と、その全ての表情を描き留めようとしたモネの時と光に対する探究心が感じられる「連作」は、モネの画家としての芸術的精神を色濃く映し出していると言えるのかもしれません。

1874年に第1回印象派展が開催されてから150年の節目を迎えることを記念し、東京と大阪を会場に国内外のモネの代表作60点以上※が一堂に会す本展では、モネの代名詞として日本でも広く親しまれている〈積みわら〉〈睡蓮〉などをモティーフとした「連作」に焦点を当てながら、時間や光とのたゆまぬ対話を続けた画家の生涯を辿ります。また、サロン(官展)を離れ、印象派の旗手として活動を始めるきっかけとなった、日本初公開となる人物画の大作《昼食》を中心に、「印象派以前」の作品もご紹介し、モネの革新的な表現手法の一つである「連作」に至る過程を追います。展示作品のすべてがモネ作品となる、壮大なモネ芸術の世界をご堪能ください。

※東京展、大阪展で出品作品が一部異なります。

Event Information

展覧会名
モネ 連作の情景
開催期間
2023年10月20日~2024年1月28日 終了しました
開館時間
09:00~17:00
金・土・祝日は〜19:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日
年末年始:2023年12月31日~2024年1月1日
入館料

【日時指定予約推奨】
会期中は、上野の森美術館チケット窓口にて当日券を販売します。混雑時は入場をお待ちいただく場合がございます。
平日(月〜金) 一般 2,800円/大学・専門学校・高校生 1,600円/中学・小学生 1,000円
土・日・祝日 一般 3,000円/大学・専門学校・高校生 1,800円/中学・小学生 1,200円

※未就学児は無料、日時指定予約は不要です。
※障がい者手帳をお持ちの方とその介護者1名は当日料金の半額となります。 会場チケット窓口にて障がい者手帳をご提示の上、ご購入ください。日時指定予約は不要です。
【販売場所】
・公式チケットサイト(ART PASS)
・産経iD ・フジテレビダイレクト ・チケットぴあ ・ローソンチケット ・e+(イープラス) ・CNプレイガイド ・楽天チケット ほか

公式サイト
https://www.monet2023.jp
お問い合わせ

050-5541-8600(ハローダイヤル) 全日9:00~20:00

Venue Information

会場
上野の森美術館
主催
産経新聞社/フジテレビジョン/ソニー・ミュージックエンタテインメント/上野の森美術館
巡回情報

会場:大阪中之島美術館
会期:2024年2月10日~2024年5月6日

展覧会情報